ブルース・ウィリスは、全シリーズでマクレーン刑事を演じてきた『ダイ・ハード』シリーズがこれほど長続きするとは思ってもいなかったと話している。
御年57歳のブルースは、1988年に第1作目『ダイ・ハード』に出演して以来、2月14日から公開が始まった新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』に至るまでの5作品で、25年間ジョン・マクレーン刑事を演じ続けてきたが、第1作目に出演した当初はこれほど成功する長寿シリーズにはなるとは考えもしなかったと次のように明かしている。
「はじめの頃、25年後もまだこのシリーズを作り続けているって思ったかって!? そんな質問は、アメリカ合衆国の大統領に電話して今から25年後に世界がどうなっているかって聞くようなもんだ。作品がヒットするなんて正直誰も考えなかったさ」
さらにブルースは、この『ダイ・ハード』シリーズで最大の後悔があるとすれば、それは1988年の第1作で曲者役者のアラン・リックマンが演じた悪役ハンス・グルーバーをラストシーンで殺してしまったことだと話している。「ハンスをあそこで殺すべきじゃなかったよ。僕の映画人生の中でアイツほど魅力的な悪役はいないからさ」
ブルースの新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は、マクレーン刑事がジェイ・コートニー扮する息子のジャックと共にテロリストの計画を阻止するためロシアで再び孤軍奮闘する姿を描いていて、初日3日間の全米興行収入が2,500万ドル(約23億4,500万円)となり初登場首位を飾って大ヒットとなっている。
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