米マイクロン・テクノロジー・インクのエルピーダメモリ買収に関して、両社は20日、中華人民共和国商務部の審査が終了したことを発表した。米国、チェコ、日本、韓国、シンガポール、台湾と合わせ、独占禁止法上の手続きが全て完了した。両社は2012年7月に総額2,000億円での買収で合意していた。
2011年のDRAM市場におけるシェアは、1位が韓国サムスン電子の42.2%、2位が韓国SKハイニックスの23.0%。この時点で3位のエルピーダ(13.1%)と4位のマイクロン(11.6%)を合わせると24.7%となり、2位を逆転する(シェアの数字は米IHSアイサプライ調査)。