のどごしのスッキリ感が気持ちいい炭酸飲料。いろいろ種類がある中で、日本に来ておいしいと思った炭酸飲料や、母国で定番の炭酸飲料について、日本に住む外国人20人に聞いてみました!

■ラムネ。タイではペプシやコカ・コーラが定番です(タイ/女性/30代後半)

ガラス玉の音をコロコロと鳴らしながら飲むのが楽しいラムネ! 最近はプラスチック製になってきましたね。イギリスのレモネードが変化したもので、あの独特なビンの形もイギリス生まれです。ちなみに5月4日はラムネの日です!

■キリンレモン。母国の定番はりんごの炭酸ジュース(ドイツ/男性/40代前半)

こちらも炭酸飲料のロングセラー。CMソングもおなじみですね。長い間日本人に愛され続け、今では外国人にも親しまれています! ドイツでは「アプフェルショーレ」という果汁100%りんごジュースの炭酸飲料が定番。ビール醸造所の失敗作から生み出された、「ビオナーデ」というオーガニック炭酸飲料も人気です。ボトルがおしゃれ!

■C.C. Lemon。母国ではビール(ギリシャ/男性/30代前半)

1994年の発売以来、レモン70個分のビタミンCで消費者の心をしっかりとつかんでいます! レモンに爽快(そうかい)感を感じるというのは、どうやら万国共通。母国ではビール……。清涼飲料水の炭酸とビールの炭酸は仕組みが違いますが、シュワシュワ感が魅力であることでは一緒ですね。

■キリンの泡です。ほかの炭酸飲料は甘すぎ、おいしくない。母国ではただの炭酸水が定番。ガスが強くなくて、そのまま飲むとおいしい(デンマーク/女性/50代前半)

甘さ控えめがお好みのようです。大人のくつろぎに照準を定めて開発された「キリンの泡」。既存の炭酸飲料とはコンセプトが違いますね! デンマークのみならず、海外ではミネラルウォーターというと炭酸水を意味することが多いので、甘くない方が慣れているのかもしれませんね。

■三ツ矢サイダー。母国の定番はガラナ(ポルトガル/女性/50代前半)

飲まれ続けて129年、明治時代から親しまれている「三ツ矢サイダー」! サイダーという響きがまず爽快です。ポルトガルの定番「ガラナ」は、ドクターペッパーと少し似ています。喫茶店チェーン「喫茶室ルノアール」の定番メニューとなっていますね。

■カルピスソーダ。母国ではコカ・コーラ(中国/女性/20代後半)

カルピスソーダ、なかなか人気があるようです! 上記のほか、マリ人男性、インドネシア男性からも回答がありました。欧米では「カルピス」は「カルピコ」となっています。「ピス」が英語ではスラングだからなんだとか!

■メロンソーダ。母国ではペプシ、ファンタ、コカ・コーラ(ラオス/女性/20代後半)

■メロンソーダはおいしいと思う。母国ではやはりCokeですね(イギリス/男性/40代前半)

日本で飲んだ炭酸飲料、今回一番ファンが多かったのはメロンソーダでした! 上記のほか、イラン人女性、シンガポール人男性もお気に入りだそうです。メロンソーダにアイスクリームを乗せたクリームソーダもおいしいですよね。飲食店では定番なのに、缶やペットボトルではあまり売られていないのが不思議です。

母国の定番炭酸飲料はコカ・コーラ、と答えた人がたくさんいました。日本で一番売れている炭酸飲料もコカ・コーラ。根強く幅広い人気です。ほかにもジンジャーエール、スプライト、オランジーナなどが人気のようでした。それにしても、炭酸飲料の種類って本当にたくさんあるんですね。