結婚式の風習は地域によってさまざまだ。全国にはあなたがまだ知らない驚きの習慣があったりして……。今回はマイナビニュース会員のうち独身男女600名に、地域ならではの特色ある結婚式を見たことがあるか聞いてみた。
Q.地域ならではの特色ある結婚式を見たことはありますか?
<独身女性>
はい 8.3%
いいえ 91.7%
<独身男性>
はい 5.7%
いいえ 94.3%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どこの地域(都道府県・市町村)のものですか? どんな結婚式でしたか?
■北海道の結婚式
・「北海道北見市!!玉ねぎで有名なので、食事の多くが玉ねぎで作られているものだった」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「札幌でのこと、会費制の披露宴で、新郎新婦の乾杯のあいさつが出席者全員起立、乾杯後参加者が一列になり、新郎新婦のもとへ乾杯をしに行った」(24歳男性/警備・メンテナンス/営業職)
■東北地方の結婚式
・「宮城県の余興ですずめ踊り」(41歳男性/建設・土木/営業職)
・「岩手の田舎のほうで、近所の人が結婚式に出ていたこと」(28歳女性/食品・飲料/営業職)
■関東地方の結婚式
・「群馬ちゃんというゆるキャラが出てきた」(30歳男性/金融・証券/専門職)
■東海地方の結婚式
・「愛知県で、トラックに嫁入り道具を積んで走ってるのを見たことがある」(37歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「名古屋で、花嫁さんが家から出るとき屋根の上からお菓子をまく」(57歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「愛知県豊川市で、結婚式の前々日にホテルの予約がしてあり、その日から2晩、飲めや歌えやで大宴会が行われ、料理は本当においしそうなものばかり……金に糸目はつけないといった具合でした」(57歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)
■近畿地方の結婚式
・「京都の八坂神社での結婚式で、ものすごく厳かな雰囲気でした」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)
■四国地方の結婚式
・「高松市で獅子舞をします、新郎もやります」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「徳島県で阿波おどりを見た」(25歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
・「松山、地域の名士らしく地元テレビ局の女子アナが司会をしていた」(45歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
■九州地方の結婚式
・「沖縄県で行われた結婚式で、全員が地域の民謡を歌って踊るという式だった」(25歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「鹿児島は普通に披露宴で焼酎が出る」(27歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「沖縄(糸満市)は何百人単位で結婚式を挙げるので、同級生何十人が何組かグループに分かれて余興に参加して盛大に盛り上げていた」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
■総評
地域ならではの特色ある結婚式を見たことが「ある」と答えた人は、女性8.3%、男性5.7%だった。ユニークなしきたりが数々寄せられているので、さっそく見ていきたい。
最も多く寄せられたのは、愛知県の結婚式だ。とりわけ名古屋市の結婚式は豪華なことで有名だが、お色直しが何度もあったり、花火の打ち上げがあったりと規模が他とは違うようだ。また、「菓子まき」の習慣でも有名だ。新郎新婦が2階の窓などからお菓子を投げるというもので、菓子問屋街「明道町」などでは、どの店にも「嫁入り菓子あります」という看板があるらしい。
四国地方に注目してみると、徳島市の阿波おどりや、高松市で獅子舞など、こちらも地域ならではの特徴ある結婚式が行われていた。香川県の結婚式では、「おいり」というカラフルな玉状の和菓子が結婚式の引き出物としてよく用いられるらしい。九州地方の特徴ある結婚式といえば、やはり沖縄。みんなで伝統芸能の「エイサー」や「カチャーシー」を踊ったという回答が寄せられている。沖縄の人の陽気な気質が反映された楽しい結婚式のようだ。
郷土色豊かな結婚式は驚きもあって楽しいもの。全国にはまだまだ知らない結婚式の風習や儀式がありそうだ。
調査時期: 2013年1月23日~2013年1月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女600名(男性300名、女性300名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート