「チキンラーメン保存缶」(左)と「カップヌードル保存缶」(右)-各780円

日清食品は18日より、防災備蓄用のインスタントラーメン「チキンラーメン保存缶」「カップヌードル保存缶」の予約受付を開始した。

3年間の長期保存が可能な、缶入りインスタント麺

同商品は、金属製の缶に「麺」「かやく(スープ)パック」「紙カップ」「折りたたみフォーク」各2食分と脱酸素剤を封入した缶入りのインスタントラーメン。通常の「チキンラーメン」(袋麺)の賞味期間は6カ月間、「カップヌードル」(カップ麺)は5カ月間のところ、缶内を無酸素状態にすることと吸湿を完全に抑えることで、3年間の長期保存が可能という。

同社では、災害発生時にインスタントラーメンによるさまざまな支援活動を行ってきており、その一環として同商品を開発。2012年8月に神奈川県横浜市、東京都新宿区、大阪府池田市の3自治体へ合計50,000食(25,000缶)を寄贈するとともに、同年9月には「カップヌードルミュージアム」(神奈川県横浜市)と、「インスタントラーメン発明記念館」(大阪府池田市)で合計10,000食(5,000缶)のテスト販売を実施した。

要望の声を受け、限定発売を決定

テスト販売後も、一般ユーザーからだけでなく、自治体、企業などの各種団体からも多数の問い合わせや発売の要望が寄せられたことから、このほど限定発売することとなったという。

2月18日より「チキンラーメン保存缶2缶+カップヌードル保存缶2缶 計4缶セット」の予約受付を、同社公式オンラインショップ「日清e-めんShop」で開始した。価格は3,500円。数量は600セット限定で、1人1セット限定。商品は4月4日以降の発送となる。

また4月1日より、「カップヌードルミュージアム」(横浜市中区新港2-3-4)、「インスタントラーメン発明記念館」(大阪府池田市満寿美町8-25)での販売を開始する。1人各1缶限定で、価格は各780円。