日立アプライアンスは2月19日、LED電球「LDA5D-H-E17/S」(昼光色)および「LDA5L-H-E17/S」(電球色)を発表した。発売は3月1日。価格はオープンで、推定市場価格は3,000円前後。

「LDA5D-H-E17/S」

小型のダウンライトなどには、ミニクリプトン球が使われていることが多い。LDA5D-H-E17/S・LDA5L-H-E17/Sは、ミニクリプトン球とほぼ同等のサイズとフォルムを実現したE17口金対応のLED電球だ。

ミニクリプトン球(左)と、ほぼ同等のサイズと形状

消費電力は5.4Wで、昼光色のLDA5D-H-E17/Sは全光束600lm(ルーメン)。小型電球50形に相当する明るさを実現している。効率は111.1lm/Wだ。電球色のLDA5L-H-E17/Sは全光束440lmで、小型電球40形相当の明るさ。効率は81.5lm/Wだ。

同社のLED電球の特徴の一つである「スリット構造ボディ」を採用。櫛(くし)のような構造のフィンにより高い放熱性が確保されており、断熱材施工器具や密閉器具でも使用できる。なお、スリット構造ボディは従来、広配光モデルにのみ採用されてきたが、今回のLDA5D-H-E17/SとLDA5L-H-E17/Sは、口金が上にあるタイプの器具に使用する下方配光タイプ。配光パターンが変わってしまうため、口金が横に配置されているような器具には不向きだ。

いずれの製品も、サイズはφ35×全長67mmで、重量は36g。定格寿命は40,000時間となっている。