年間の玩具の購入頻度 |
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンは1歳から4歳の長子を持つ母親を対象に、子どもに対する玩具購入状況を発表した(テレビゲーム機は除く)。調査は2012年11月30日~12月6日にかけて行い、サンプル数は1,000だった。
おもちゃを買い与える機会は平均して年3回
両親が子どもにおもちゃを買い与える頻度について尋ねたところ、年2回が最も多く、全体の3分の1強を占めた。一方で、3回以上買い与える家庭も半数程度存在し、平均すると購入の機会は年3回程度のようだ。
おもちゃを購入するシチュエーションとしては、「誕生日」「クリスマス」が8割以上。それ以外としては、「何かを達成した時」「子どもの日」などが挙げられることが多く、特に保育園・幼稚園への通園率が半数を超える3~4歳になると、「何かを達成した時」の購入機会が増加している。
4割の家庭が、おもちゃを専門店で購入
直近のおもちゃ購入経験について調査したところ、おもちゃの購入場所は「トイザらス」などのおもちゃ専門店が4割、「アマゾン」「楽天」などのインターネットサイトが2割という結果になった。選択理由としては、おもちゃ専門店は「品ぞろえ」、インターネットサイトは「価格の安さ」が最も多い。家電量販店では「ポイントカード」も重要な選択理由のようだ。
8割の子どもがアンパンマンを所持
続いて、おもちゃのメーカーやキャラクター・シリーズの認知度、所有状況などを調査。「アンパンマン」はおもちゃ所有率が、男児・女児ともに8割を超えていることが分かった。その他のおもちゃに関しては、男児では「トミカ」「プラレール」などの乗り物系おもちゃが、女児では「ディズニーキャラクター」や「ハローキティ」のキャラクター系おもちゃの所有率が高かった。
しかし、今後購入したいキャラクター・シリーズでは、男児・女児ともに「レゴ」の回答率が高くなっており、所有しているおもちゃとは異なることが明らかとなった。
次に、スマートフォン・タブレット端末やカプセルトイ、ゲームセンターなどの利用状況について尋ねたところ、約4割の親が、スマホ・タブレット端末を子どもの遊び道具として使わせていることが分かった。遊び方は、無料のアプリ・ゲームを使用させているパターンが多いようだ。