「アレルギーは砂糖をやめればよくなる」(青春出版刊)

医療法人回生會 新宿溝口クリニックの院長溝口徹氏は、アレルギーには糖質(砂糖)が関わっていることを解説した書籍「アレルギーは砂糖をやめればよくなる」を青春出版から発売した。価格は882円。

糖質の過剰摂取で血糖値が乱れると、その調整のために副腎からコルチゾールというホルモンが分泌される。それが続くとやがて副腎が疲労し、抗アレルギーの働きがあるコルチゾールの分泌が減少。このことがアレルギーの悪化を招くという。

同書では、この「副腎疲労」という視点からアレルギー改善の方法を説き、最新栄養医学を解説しているとのこと。

著者の溝口氏は、体内栄養状態を分析し、その人に合った食事指導やサプリメントの処方を行うことで、根本的な治療を行う「栄養療法(オーソモレキュラー療法)」の普及活動を行っている。溝口氏の著書「うつは食べ物が原因だった」は、発行部数10万部を突破しているという。

「卵子の老化」を防ぐ栄養があった!

なお、同書と合わせて、同クリニックのチーフカウンセラーの定真理子氏と北野原正高氏の共著、「図で見てわかる栄養セラピー『妊娠体質』に変わる食事」(青春出版刊)も発売。妊娠に必要な栄養や、「卵子の老化」を防ぐ栄養についても解説しているとのこと。価格は1,396円。