トム・クルーズが、サイエントロジー療法を使って極度のスランプに陥った友人を救っていたことが明らかとなった。
トムは、豪ビジネス界の大物であるジェームズ・パッカーが自身の経営する携帯会社ワン・テルが倒産して多額の借金を背負い、妻と離婚寸前で激太りした時に、手を差し述べて精神的窮地から救ったという。ジェームズは今回、豪チャンネル7のインタビューでトムが救ってくれたと次のように明かしている。
「私が人生のどん底にいた時に、トム・クルーズが私を引っ張り挙げてくれたんです。当時、誰も信じてくれなかった私のことを彼は信頼してくれました」
さらにジェームズは、2002年に自身の会社が倒産した後トムと親しくなったようで、トムも入会しているサイエントロジーに参加しており、トムと強い絆で結ばれたことにとても感謝していると続けた。「トムがオーストラリアにいた時に、私は数回トムと会う機会があって意気投合しました。トムは私が苦しんでいることを察してくれていたと思います。クリスマスには私を家に招待してくれて、一緒にスキーにも行きましたよ。トムは私にたったの一度も見返りを求めたことはありません。それだけ彼は私を信じてくれました。トムには本当に感謝しています。私にとってトムは本当に特別な人間なんです」
また同じくサイエントロジーに入会しているジョン・トラボルタも以前、「アシスト」と呼ばれるサイエントロジー療法を使って、交通事故を起こし足首に重度の怪我を負ったある男性を怪我の痛みから救ったと語っていた。「事故現場で、周りの人は僕が治療しているのを立ち止まって見ていたよ。怪我をした男性が激痛に苦しんでいるのは見ていても明らかだったね。だから僕はアシストっていう療法を施したんだ。しばらくしたら、その男性が僕を見上げて『なんだか痛みが消えたよ』って言ったから僕は『よし、アシストが効いたんだね』って答えたんだ。その男性がみるみる良くなって、僕はもっとアシストしてあげたくなったね」
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