かわいい動物たちのいるカフェを紹介するシリーズ第3回は、東京都杉並区にオープンしたばかりのフクロウカフェCafeBaronを紹介。かわいいフクロウたちに会える他、カフェメニューも堪能しました。
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第1回 うさぎカフェ
第2回 インコカフェ
メンフクロウのバロンとカラフトフクロウのジョン
お店を外からのぞくと、フクロウたちとぴったり目が合います。お店の中にはフクロウたちの暮らすブースがあり、フクロウたちの様子を眺めながらカフェタイムを過ごせます。
出迎えてくれたのは、メンフクロウという種類のバロンくん。メンフクロウは、お面をつけているように見えることからこう呼ばれています。世界中に生息するフクロウで、寿命は20年から30年ほど。大きさはだいたい40センチ前後です。
実はバロンくんに会うのは初めてではありません。最初に会ったのは街角で、人間に慣れるためにオーナーの腕にとまって散歩しながら据え回しをしていたとき。道端でフクロウに会うなんてと驚きましたが、とても慣れた様子で、その美しさとかわいらしさを間近に見て感激したのを覚えています。
こちらのジョンくんは、カラフトフクロウという種類。この種類は顔が少し大きめで、瞳の色は黄色。針葉樹林でよく見られるフクロウで、昼間も活動することで知られています。大きさは60~80センチとやや大柄です。
真ごころこもったメニューでのんびりカフェタイム
カフェメニューにもとても力が入っていて、コーヒーは4種のブレンドがあり、注文ごとに丁寧にドリップするこだわりよう。好みを聞いてくれたりもするのでとてもうれしいです。ブレンドにはそれぞれバロン、ジョンとフクロウたちの名前がつけられています。
テーブルにメニューがそろったら香り豊かなカフェを楽しみつつ、フクロウたちを眺めましょう。首をくるくるまわしたり、外を眺めていたりといろいろな表情があります。
片足を羽根の中に収納して立っているときもあるので、ぜひ注目。安心している時にはしまうことがあるそうです。
フクロウブースで一緒に写真を!
フクロウブースではフクロウたちと写真を撮ることができ、オーナーのグローブにとまった状態で隣に連れてきてもらえます。
混雑具合にもよりますが、ブース内でフクロウたちに直接触れることもできます。今後フクロウの仲間が増えるそうで、クロメンフクロウなどの種類が仲間入りとのこと。とっても楽しみですね。
ほかにも、フクロウを飼うためのファルコングローブなどふくろうグッズの販売が行われていたり、自分で飼っているフクロウを連れてくることもできるそうです。ぜひ足をお運びください。
■スポット情報
名称:ふくろうカフェ Cafe Baron
場所:東京都杉並区高円寺北3-10-5
営業時間:11:00-18:00。日曜休。
<著者プロフィール>
一色千里
ハンドメイドや動物、街歩きや旅をテーマに撮影と執筆を手がける。著書に「東京手づくり市マップ」「東京ねこ街案内」(角川グループパブリッシング刊)などがある。新著「カワイイ動物カフェへようこそ!」が日本工業新聞社より2012年11月2日に発売!
猫情報を配信するちまたの猫暮らしを運営するほか、物語で街と人をつなぐ「本のカケラ」など街イベントも積極的に企画。ホームページ、ツイッターも運営中。