JR東日本はこのほど、「Tokyo Station City」のグラントウキョウサウスタワーが東京都環境確保条例にもとづく「トップレベル事業所」の認定を受けたと発表した。
同条例では、「設備及び建物性能」「事業所の運用」など228の評価項目により事業所を評価。高得点を獲得した事業所を、「トップレベル事業所」または「準トップレベル事業所」に認定し、認定事業所の地球温暖化効果ガス削減義務率を軽減する優遇措置を付与している。
グラントウキョウサウスタワーは地上42階地下4階のオフィスビルで、JR東日本や鹿島八重洲開発などが事業主を務める。エネルギー使用の詳細な計測と分析を実施することで、エネルギーの効率的な運用を実現。ブラインドを活用して日射しを制御するなど、運営管理面でも積極的な取組みを行い、環境負荷の低減に努めていることが評価された。
なお、「Tokyo Station City」においては、サピアタワーが2010年度に、グラントウキョウノースタワーが2011年度にそれぞれ「トップレベル事業所」の認定を受けており(いずれも事業主はJR東日本)、グラントウキョウサウスタワーで3棟目となる。