パナソニックは13日、神戸会場での「2013年 Let'snote ユーザーミーティング」を開催した。9日の東京会場でゲスト出演した戸田覚氏、石井寛子氏に続き、神戸会場ではゲストにフリーランスライターの山田祥平氏を迎え、応募者の中から抽選で選ばれた12名が、Let'snoteの魅力について語り合った。
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PCと「四半世紀近い付き合い」という山田氏は、自身とLet'snoteとの付き合いや、普段PCを氏がどのように使っているかなどを紹介。
家族が手荒に扱っても壊れなかったというエピソードを披露し、「薄くて軽くて頑丈で、いろいろと助けられている。必要以上に丈夫でタフなノートPC」とコメントした。
「PCやスマートフォン、タブレット。いろいろあるが、1人が複数台のデジタル機器を使うという状況に、ようやく世の中の風が追いついたと感じている。他メーカーのPCに浮気することもあるが、今日はLet'snoteと四半世紀付き合ってきた、いちユーザーとして参加する。今日、これからのLet'snoteについて皆で語った希望がメーカーに届くと思う」(山田氏)
Let'snoteの「相棒度」、平均は約88点
続いて行われたユーザーディスカッションでは、Let'snoteの「相棒度」や特別なエピソード、今後の製品で期待したい点など、テーマに沿った意見交換が行われた。
Let'snoteユーザーの相棒度は、90点や95点など高得点が多く、12名の平均で約88点を記録。全体として「仕事や就活での持ち運びやすい」という軽さ、「出張・海外渡航時などの移動時間で使えた」という長時間駆動が、長所として述べられた。
その一方で、「ここが足りない」「ここがあれば100点」といった要望点では、価格の値下げやタッチパネルの搭載、LTE搭載モデル、高解像度ディスプレイやキーボードバックライトなどが挙げられた。
中には「重量500g」や「(子供向け)キャラクターとのコラボレーションモデル」といった希望もあった。
特別なエピソードの紹介では、ジャケット付の10.1型モデル「CF-J10」を使っているというユーザーは「PCに"もたつき"はあってはいけない。もともとのパフォーマンスの高さも魅力だが、さらに高性能化するためSSDへの換装を試してみると、ネジを外すだけだった。改造しても使えるのが魅力」と、東京会場でも挙げられた"改造のしやすさ"について言及。
また、堅牢モバイルPC「TOUGHBOOK」を個人で所有しているユーザーも登場した。車内にPCを置いて運転していた所、人を避けようとした時にPCが車のガラスに激突。PCの液晶にガラスが刺さったがPC自体は動いており、車の修理費の方が高くついたというエピソードを紹介した。
このほか「テレビを見ていると、記者会見のシーンなどで聞こえるキーボードの打鍵音でそのPCがLet'snoteかどうかわかる」というユーザーや、戦闘機に例えて「Let'snoteは零戦みたいなPC」と語るユーザーもおり、イベントの最中だけでなく、開始前や終了後でも、ユーザー同士PCの話題で盛り上がる光景がみられた。
イベントを終えたパナソニック AVCネットワークス ビジネスソリューション事業グループ ITプロダクツビジネスユニット 市場開発グループ 商品企画チームの井上剛志総括参事は「見知らぬユーザー同士が、Let'snoteを囲んで自然と話をしていた姿を見られたことが、何より嬉しい」と笑顔で語った。