"ゴミ拾い駅伝"は、拾ったゴミの量とスピードをそれぞれポイント化して順位を決める、スポーツの概念を取り入れた直接型の地域貢献活動だ。この駅伝は2006年に東京箱根間で始まり、今年で8年目を迎える。現在は日本各地の街道を舞台に行われているゴミ拾い駅伝だが、8年間継続しているこの「東海道ゴミ拾い駅伝」は、地域の方々とのつながりが年々深まり、沿道では中継所や給水所を地域住民が設置するなど世代を越えたコミュニケーションが生まれているという。

学生と社会人が世代を超えて楽しめるイベントで、駅伝ランナーのような気分を味わえるのも特徴

駅伝のコースは、 1区:日本橋スタート~品川中継所(約8.8km) 2区:品川中継所~川崎中継所(約10.7km) 3区:川崎中継所~神奈川中継所(約9.8km) 4区:神奈川中継所~保土ヶ谷中継所(約5.2km) 5区:保土ヶ谷中継所~戸塚中継所(約4.2km) 6区:戸塚中継所~藤沢中継所(約12.9km) 7区:藤沢中継所~平塚中継所(約15.1km) 8区:平塚中継所~大磯中継所(約5.5km) 9区:大磯中継所~小田原中継所(約16.6km) 10区:小田原中継所~箱根ゴール(約22.8km)

上記の10区間から成っており、日本橋から箱根までの道のりにある9つの、かつての宿場を中継所としている。

「チャリティーのように間接的にある地域や人に貢献するのとは違い、自分が通過したルートを清掃することで、直接的に地域社会に、美化と環境保全という意味で貢献できるのが“ゴミ拾い駅伝”です。走り終えたときの爽快感はスポーツそのものですし、同時にまちもキレイになっていることで、さらに気持ち良くなります。そんな三方良しのゴミ拾い駅伝に参加して、一緒に清清しい1年をスタートさせましょう!」とゴミ拾い駅伝実行委員会の神奈川大学1年の後藤哲哉さんが熱い想いを語ってくれた。

今年の開催は2013年2月23日(土)・24日(日)。また、現在ゴミ拾い駅伝実行委員会では、東海道ゴミ拾い駅伝に出場していただける個人または団体と、運営スタッフとして協力いただける人を2013年2月18日(月)まで募集中。参加表明等、プロジェクトに関する詳細は"新春の箱根路を往く「東海道ゴミ拾い駅伝」に仲間で参加しよう! 【学生、社会人歓迎】""へ。