東芝ライテックは2月15日、E26口金に対応したLED電球「T形6.7W」(LDT7N-G/S)「T形7.4W」(LDT7L-G/S)の2製品を発表した。発売は2月20日で、希望小売価格は6,510円。
小型のダウンライトやスタンド、浴室灯などでは、発光管が露出したD形の電球形蛍光灯、あるいは、筒状のケースを採用したT形の電球形蛍光灯が使用されている製品がある。通常のE26口金用の白熱電球の外径は55mmだが、D形・T形の電球形蛍光灯は、同じ口金を採用している白熱電球よりも外径が小さい。同社製のネオボールZリアル「EFD15EN/11Z」の場合は40mmだ。これらのランプが使用されている器具は、ランプに合わせたサイズとなっているため、通常サイズのLED電球を取り付けることができない場合がある。
「T形6.7W」「T形7.4W」は、D形・T形の電球形蛍光灯用の器具に取り付けることが可能なLED電球だ。サイズは全長109mmで外径が40mm。断熱材施工器具や密閉形器具にもにも使用することができる。
マルチ拡散グローブを採用することで、電球形蛍光灯と同等の300度の配光角を実現。電球形蛍光灯からLED電球に交換しても、照明器具の配光パターンが変わることがない。
LDT7L-G/Sの光色は電球色で、全光束は560lm(ルーメン)。LDT7N-G/Sの光色は昼白色で、全光束は810lmだ。LDT7N-G/Sの場合、前述のD形の電球形蛍光灯EFD15EN/11Zの740lmよりも全光束が高く、60形の白熱電球と同等となる。消費電力は、LDT7L-G/Sが6.7Wで、LDT7N-G/Sが7.4W。定格寿命はいずれも40,000時間だ。