GMOリサーチは2012年11月29日~12月2日にかけて、GMOリサーチが保有する日本のモニターと中国の提携モニターを対象に「美容に関する調査」を実施した。 同調査は、20代~40代の女性2,318人を対象に実施。日本は1,196人、中国は1,122人だった。
まず、美容食品の購入経験について尋ねたところ、「現在美容食品を購入している」と回答した人は、日本で14.6%だったのに対し中国では42.6%。過去を含めた購入経験についても、日本の39.6%に対して中国では70.7%と開きがあった。
また、美容食品に期待する効果では、日本人は「シミの改善(45.8%)」と回答した人が多かったが、中国で最も多かった期待する効果は「くすみの改善(55.0%)」だった。
美容に関して参考にする媒体について聞くと、日本では「テレビ番組(54.6%)」、「インターネット(46.0%)」、「雑誌(33.6%)」が上位を占めた。一方、中国では「知人・友人からの口コミ(77.4%)」が最も多く、続いて「インターネット(68.2%)」「テレビ番組(62.3%)」という結果になっている。さらに中国では、「知人・友人からの口コミ」の他にも「インターネットの広告(44.3%)」「販売員・店員の推奨(44.3%)」という回答が多かった。
美容のために行っていることについて尋ねたところ、両国ともに「バランスの良い食生活」「スキンケア商品の利用」「野菜・果物の摂取」。 その他の項目に関しても、中国では「適度な運動(77.9%)」「十分な睡眠(77.2%)」「規則正しい生活(72.4%)」を実践している人は7割を超えている。全体的に日本よりも2倍程度、美容のために積極的に取り組んでいる意識があることが分かった。