プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョー初のミドルサイズ・ミニバン「5008」を日本に導入し、25日から発売する。同車は欧州では2009年11月に発売され、20万台を超えるヒットモデルとなっている。
「5008」は1.6リットルエンジンを搭載するミドルサイズの7シーターミニバン。プジョーでは同モデルの開発にあたり、ミニバンのコンセプトや価値を基準から見直し、利便性、安全性、走行安定性を高い次元で兼ね備えるモデルを追求したという。
エンジンは直噴ターボを採用し、2.0リットルクラスをしのぐパワーを発揮。6速オートマチックトランスミッションとの組み合わせで、ミニバンの概念を超えた走りを実現する。安全装備も充実しており、衝撃吸収性に優れたボディ構造のほか、3列すべての窓側に展開するカーテンエアバッグなどを備える。
シートアレンジはきわめて多彩。7つのシートすべてが独立してレイアウトされており、3人がけとなる2列目シートも44cm幅と大人がゆったり座れるサイズを確保。3つの座席を独立してスライドできる。2列目シート、3列目シートは個別にフロアに収納することができ、クラストップのフラットなラゲッジスペースを実現している。
同モデルはエントリーモデル「プレミアム」と、17インチホイール、パノラミックガラスルーフ、ルーフレール、ヘッドアップディスプレイなどの上級装備を追加した「シエロ」があり、価格は「プレミアム」が300万円、「シエロ」が330万円となっている。