広島電鉄は15日より、新型超低床車両1000形の営業運行を開始する。これに合わせて運行開始記念乗車券やクリアファイル、ポストカードなど記念グッズも発売される。
広島電鉄1000形(1002号)の準備走行での姿。フルラッピングが施されていた |
1000形は2両が導入され、デビュー前は2両ともフルラッピングを施し、準備走行が行われていた。その後、14日に出発式が行われ、本来の塗装となった1001号「PICCOLO」・1002号「PICCOLA」が披露されたという。
15日からは市内線の7・8号線(横川駅電停発着)や9号線(白島電停発着)の電車で営業運行を開始し、これまで超低床車両が走っていなかった路線でのバリアフリー化の促進と利便性向上を図る。同車両の導入と同時に、これまで白島~八丁堀間の折返し運転だった9号線(白島線)では、白島~江波間を運行する電車が平日7往復、土日祝日6往復設定されることに。うち4往復が1000形での運行となる。
この新型超低床車両1000形のデビューを記念し、「1000形運行開始記念乗車券」を1,500セット限定で発売。広電電車普通乗車券150円券が4枚セット(台紙付き)となっており、価格は1セット600円。発売期間は12月31日までだが、売り切れ次第終了となる。
その他、記念グッズとして、1000形をデザインしたA4サイズ対応クリアファイル(1枚200円)や、ポストカード3枚セット(1セット300円)も用意。記念乗車券・記念グッズとも広島駅定期券センター、西広島定期券発売所、千田定期券発売所で発売される。なお、通信販売は扱っておらず、事前予約での取置きや乗車券の券番指定なども不可となっている。