新生銀行は12日、新たな海外送金サービス「Goレミット新生海外送金サービス」(以下「Goレミット」)を3月4日より開始すると発表した。
同行とロイズTSB銀行は、英国のロイズ・バンキング・グループの日本における海外送金事業に関する事業譲渡契約を2012年6月12日に締結しており、2013年3月1日にロイズTSB銀行から同行への同事業の譲り受けが完了する。これを受けて新生銀行では、同年の3月4日から個人および法人を対象に新たな海外送金サービス「Goレミット」を開始し、送金サービスを一層強化していくという。
同行がこのたび新たに開始する「Goレミット」では、これまでロイズTSB銀行東京支店が「Goロイズ海外送金サービス」(以下「Goロイズ」)の名称で提供してきた高い利便性をそのまま引き継ぐという。顧客は、海外の送金先口座を郵送であらかじめ登録しておくと、国内の指定口座にATMやインターネットバンキングから円貨で振り込むことにより、円貨もしくは指定の外貨で送金できる。また、送金手数料は送金金額にかかわらず1件あたり2000円で、取扱い通貨は12通貨、送金可能先は170カ国以上と、いずれも「Goロイズ」と同様になる。
同行では日本国内における外国居住者の増加や、アジア諸国との経済交流の活発化を見据え、このたびの「Goレミット」の開始によって、海外送金サービスの拡充を図り、同行の外貨関連サービスのニーズの高まりに応えていく方針としている。