mSATA SSDの本命となるか

プレクスターの「M5M」は、高速なデータ転送性能がウリのmSATA SSD。コントローラはデュアルコアのMarvell「88SS9187」で、スペック的には、2.5インチSSD「M5 Pro」のmSATA版とも言える。価格は、容量64GBの「PX-64M5M」が7,500円~8,000円前後、同128GBの「PX-128M5M」が11,500円~12,500円前後と、新製品ながら安価な印象だ。

これは128GB版。フラッシュメモリは東芝製MLCチップだという

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NUCの登場で注目されるmSATA版のSSD。今回、2.5インチSSDで定評のある同社がmSATAに参入してきたことで、廉価版NUCとあわせ、普及への起爆剤となるかもしれない。

今回入荷したのは2モデルだが、そのほか256GBの最大容量モデルもあり、スペックは以下の通り。スピード以外にも、信頼性の高さも特徴となっており、MTBF(平均故障間隔)は240万時間。お馴染みの「True Speed」技術により、転送速度の低下が起こりにくい。保証期間は3年間となっている。

■各モデルのスペック
モデル名 PX-64M5M PX-128M5M PX-256M5M
データ容量 64GB 128GB 256GB
DRAMキャッシュ 128MB 256MB 512MB
シーケンシャルリード 540MB/秒
シーケンシャルライト 160MB/秒 320MB/秒 430MB/秒
ランダムリード(4KB) 73000IOPS 80000IOPS 79000IOPS
ランダムライト(4KB) 42000IOPS 76000IOPS 77000IOPS

大型ながら薄めのCPUクーラー

サイズの「阿修羅」は、厚みを抑えた設計が特徴のサイドフロー型CPUクーラー。14cmファンを搭載する大型クーラーながら、ヒートシンクの奥行きは65mmしかなく、マザーボード側との物理干渉が起きにくくなっている。価格は5,000円前後。

久しぶりに登場した同社オリジナルのCPUクーラー「阿修羅」

大型クーラーながら薄型設計。メモリ等との干渉を抑えることができる

ファンには小軸&大型ブレードの「隼140」PWMモデルを採用。付属するのは1個だが、クリップは2セット用意されており、デュアルファンにも対応する。ファンの回転数は500~1,300rpmで、ノイズレベルは13.0~30.7dBA。またブリッジ方式のリテンションシステムを初採用し、大型ヒートシンクの確実な固定と、簡単なインストール手順を実現した。

ヒートパイプは6本搭載。この曲がり具合が「阿修羅」らしい感じ?

ベース部にメタルバーを渡すブリッジ方式のリテンションに変更

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