なんとNUCベアが1万円台で購入可能に

いま話題の超小型プラットフォーム「NUC」に、Celeronを搭載した廉価バージョンが登場、発売となっている。ベアボーンキットの「DCCP847DYE」で、価格は20,000円前後。CPUがCore i3だった従来モデルに比べ、7,000円~1万円ほど安くなっているのは魅力的だ。お買い得感も加わり、一気に人気が出るかもしれない。

Intelの「DCCP847DYE」。NUCの新型ベアボーンキットだ

バックパネルのインタフェースは従来の「DC3217IYE」と同様

3種類目となるNUCベアボーン。従来は、デュアルHDMI+有線LANの「DC3217IYE」と、シングルHDMI+Thunderboltの「DC3217BY」という、インタフェースの異なる2モデルが発売されていた。新モデルは前者と同様で、CPUのみIvy BridgeのCore i3-3217U(2コア/1.8GHz/17W)からSandy BridgeのCeleron 847(2コア/1.1GHz/17W)に変更された形だ。

チップセットはQS77 Expressのままで、そのほかSO-DIMM×2、Mini PCI Express(フル+ハーフ各1)という構成も同じ。ただ、CPUがCoreシリーズでなくなったことで、ワイヤレス・ディスプレイ規格「WiDi」のサポートは外されている。

これは従来モデルのパッケージに表示されているロゴ

新モデルでは、WiDiのロゴがなくなり、非常にシンプルに

また、PC DIY SHOP FreeTでは、NUC向けの無線LAN+Bluetoothカード「6235AN.HMWWB」の販売も開始。Intel純正品で、NUCベアに組み込んで利用できる(アンテナはNUCベアの本体ケースに内蔵されている)。同時購入のみ可能となっており、価格は3,000円だ。

無線LAN+Bluetoothカード「6235AN.HMWWB」の販売も開始

B75ながらデュアルLANのMini-ITX

GIGABYTEの「GA-B75N」は、B75チップセットを搭載するという、ちょっと変わったMini-ITXマザーボード。面白いのは、B75ながら単なる廉価版モデルではなく、デュアルLAN、デュアルHDMIなど、スペックにもこだわった点だ。価格は9,500円前後。

GIGABYTEの「GA-B75N」。B75搭載のMini-ITXマザーボードも珍しい

インタフェースは、デュアルLAN、USB3.0×2、デュアルHDMI、DVIなど

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