パナソニックは2月12日、薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズの新モデルとして「TH-L50C60」(50V型)、「TH-L39C60」(39V型)、「TH-L32C6」(32V型)、「TH-L24C6」(24V型)を発表した。発売は「C60」シリーズの50V型のみ4月下旬、ほかは3月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は「C60」シリーズの50V型が150,000円前後、39V型が80,000円前後、「C6」シリーズの32V型が60,000円前後、24V型が43,000円前後となっている。

「ビエラ C60」シリーズ

「ビエラ C6」シリーズ

狭額縁デザインを採用し、従来より左右辺が約50%細くなっている(TH-L32C6とTH-L32C5の比較において)。各モデルともバックライトにLEDを採用するほか、パナソニック独自の省エネ機能「エコナビ」を搭載し、省エネ性能が高い。

USB接続の外付けHDDへの録画が可能となっており、最大で8台のHDDを登録できる。録画した番組は、ネットワーク経由でパナソニック製デジタルレコーダー「ディーガ」への高速ダビングに対応する。

主な仕様は次の通り。いずれもパネルは液晶が採用されており、TH-L32C6のみIPSパネル、ほかの3モデルがVAパネルを採用。表示画素数は「C60」シリーズが1,920×1,080ドット(フルHD)、「C6」シリーズが1,366×768ドット、スピーカーはTH-L32C6のみフルレンジ(2.5×9cm)×2基、ほかがフルレンジ(3×10cm)×2基。映像入力インタフェースはHDMI×2系統、コンポジットビデオ×1系統で、TH-L24C6以外の3モデルはD4端子×1系統も備える。そのほか、LANポート×1基、USBポート×1基、ヘッドホン出力×1系統などを搭載。

本体サイズは、TH-L50C60がW115.9×D29.8×H73.8cm、TH-L39C60がW89×D21.7×H59.3cm、TH-L32C6がW74.1×D18.4×H51.5cm、TH-L24C6 がW57.6×D18×H41.6cm、重量はTH-L50C60が約21kg、TH-L39C60が約12kg、TH-L32C6が約7kg、TH-L24C6が約5kg(サイズ、重量のいずれもスタンド含む)。定格消費電力はTH-L50C60が90W、TH-L39C60が57W、TH-L32C6が65W、TH-L24C6が38W、年間消費電力量はTH-L50C60が74kWh/年、TH-L39C60が52kWh/年、TH-L32C6が45kWh/年、TH-L24C6が32kWh/年となっている。