パナソニックは2月12日、薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズの新モデルとして「TH-L32X6」(32V型)、「TH-L24X6」(24V型)を発表した。発売はいずれも3月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は32V型が65,000円前後、24V型が48,000円前後となっている。
従来モデル「ビエラ X5」シリーズで採用していなかった狭額縁デザインを新たに採用し、コンパクトかつスタイリッシュな外観となったモデル。機能的にも、無線LAN接続機能やDLNAクライアント機能を搭載するなど充実。ワイヤレス接続だから、配線を気にせず「アクトビラ ビデオ・フル」などのビデオ・オン・デマンドコンテンツを楽しめる。
DLNAクライアント機能により、パナソニック製のテレビやHDDレコーダーとのネットワーク連携機能「お部屋ジャンプリンク」を利用可能。デジタルレコーダー「DIGA(ディーガ)」が別の部屋にあっても、同リンク機能に対応していれば、録画番組を受信できる。また、本機がアンテナ線のない部屋にある場合でも、放送中の番組をディーガからリアルタイムで受信することも可能だ。
チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×各1基を搭載し、USB接続の外付けHDDへの番組録画も可能。HDDの最大登録台数は8台で、録画した番組はネットワーク経由でディーガへの高速ダビングすることもできる。
主な仕様は次の通り。2モデルともパネルは液晶が採用されており、32V型がIPS、24V型がVA、表示画素数は1,366×768ドット、スピーカーは32V型がフルレンジ(2.5×9cm)×2基、24V型がフルレンジ(3×10cm)×2基、映像入力インタフェースはHDMI×2系統、コンポジットビデオ×1系統で、32V型のみD4端子×1系統も備える。そのほか、LANポート×1基、USBポート×1基、ヘッドホン出力×1系統などを搭載。
本体サイズは、32V型がW74.1×D18.4×H51.5cm、24V型がW57.6×D18×H41.6cm、重量は32V型が約7kg、24V型が約5kg(サイズ、重量のいずれもスタンド含む)。定格消費電力は50V型が65W、24V型が39W、年間消費電力量は32V型が45kWh/年、24V型が33kWh/年となっている。