パナソニックは2月12日、薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズの新モデルとして「TH-L50E60」(50V型)、「TH-L42E60」(42V型)を発表した。発売は50V型が4月下旬、42V型が3月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は50V型が180,000円前後、42V型が140,000円前後となっている。
同時発表の「ビエラ DT60」シリーズと同様に、新機能「マイホーム」や無線LAN接続機能を搭載するモデル。
マイホームは、テレビの電源を入れて最初に表示される画面(ホーム画面)を変更できる機能。ユーザーが自分のライフスタイルに合わせて、表示させるコンテンツを自由に選べる。ホーム画面は自分でカスタマイズしたものを利用できるほか、あらかじめ用意されているものを利用することも可能だ。
また、クラウド連携サービス「ビエラ・コネクト」や、「もっとTV」をはじめとするビデオ・オン・デマンド放送などネットワーク機能が充実している一方で、無線LAN機能搭載により、わずらわしい配線に悩まされずに利用できるようになっている。
また、DLNAサーバー機能を搭載し、本機でUSB接続HDDへ録画した番組などを、「お部屋ジャンプリンク」対応のほかのビエラやHDDレコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズへ転送再生することが可能だ。
チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×各2基を搭載し、USB接続の外付けHDDへの番組録画も可能。裏番組録画にも対応する。
主な仕様は、パネルがVA液晶で、表示画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)、スピーカーがフルレンジ(2.2×9cm)×2基、映像入力インタフェースが、HDMI×3系統、D4端子×1系統、コンポジットビデオ×1系統。そのほか、LANポート×1基、USBポート×2基、ヘッドホン出力×1系統などを備える。
本体サイズは、50V型がW112.1×D27.5×H71cm、42V型がW95.7×D21.7×H61.9cm、重量は50V型が約20.5kg、42V型が約15kg(サイズ、重量のいずれもスタンド含む)。定格消費電力は50V型が90W、42V型が68W、年間消費電力量は50V型が84kWh/年、42V型が72kWh/年となっている。