米BOX OFFICE MOJOは2月8日~2月10日の全米週末興業成績を発表した。
『モンスター上司』のセス・ゴードン監督の新作『Identity Thief(原題)』が初登場1位。個人情報を盗まれた温和なビジネスマンが詐欺師を捕まえようと旅立った先で出会った中年女性との決死の闘いを描くコメディー。『モンスター上司』のジェイソン・ベイトマン、『ブライズメイド』のメリッサ・マッカーシーの二人が主人公の男女をコミカルに演じている。
3位の『Side Effects (2013) (原題)』は、スティーブン・ソダーバーグ監督の最新作。精神科医が処方した新種の治療薬の副作用により、ニューヨークに住むエリート夫婦の生活が豹変していく様子を描いたサイコスリラーで、ジュード・ロウが精神科医を演じている他、チャニング・テイタムとルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが起用されている。
前週1位の『Warm Bodies(原題)』は2位にランクダウン。以下、『Hansel and Gretel: Witch Hunters(原題)』が2位から5位に、『世界にひとつのプレイブック』が3位から4位にランクダウンするなど軒並み順位を下げた中、米アカデミー賞の前哨戦ともされる英国アカデミー賞で作品賞と監督賞を受賞するなど受賞発表が続いた『アルゴ』が12週間ぶりにトップ10圏内に浮上した。
全米週末興行成績TOP 10(2月8日~2月10日)
順位 | 先週順位 | 作品名 | 週末興行収入 | 累計興行収入 | 日本公開日 | 週経過 |
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1 | 初 | Identity Thief(原題) | 3,659万3,000ドル | 同左 | 未定 | 1 |
2 | 1 | Warm Bodies(原題) | 1,150万ドル | 3,665万2,000ドル | 未定 | 2 |
3 | 初 | Side Effects (2013) (原題) | 1,001万5,000ドル | 同左 | 未定 | 1 |
4 | 3 | 世界にひとつのプレイブック | 690万8,000ドル | 9,000万2,000ドル | 2月22日 | 13 |
5 | 2 | Hansel and Gretel: Witch Hunters(原題) | 575万ドル | 4,383万3,000ドル | 未定 | 3 |
6 | 4 | Mama(原題) | 432万3,000ドル | 6,404万6,000ドル | 未定 | 4 |
7 | 5 | ゼロ・ダーク・サーティ | 400万ドル | 8,360万0,000ドル | 2月15日 | 8 |
8 | 11 | アルゴ | 250万ドル | 1億2,373万4,000ドル | 公開中 | 18 |
9 | 8 | ジャンゴ 繋がれざる者 | 228万8,000ドル | 1億5,450万1,000ドル | 3月1日 | 7 |
10 | 6 | Bullet to the Head(原題) | 198万ドル | 817万1,000ドル | 未定 | 2 |