東芝は12日、21.5型のフルHD液晶デスクトップPC「dynabook REGZA PC D712」の2013年春モデルを発表した。カラー違いを含め2モデル6機種を揃え、スペックやTV視聴ソフトなどがリニューアルしている。また、「Microsoft Office Home and Business 2013」も搭載する。
発売日は2月15日で、価格はオープン。店頭予想価格は上位モデル「dynabook REGZA PC D712/V7H」が190,000円前後、下位モデル「dynabook REGZA PC D712/V3H」が130,000円前後。
新開発のTV視聴ソフトウェア「dynabook TV Center」を搭載し、録画番組の簡易編集が可能となった点が大きな特徴。液晶テレビ「REGZA」に準じた番組表や色調整機能などが取り入れられている。カラーはリュクスホワイト、ダークグリーン、メローボルドーの3色。
dynabook REGZA PC D712/V7H
Core i7搭載の上位モデル。ストレージ容量が従来の2TBから、3TBへアップしている。
主な仕様は、CPUが第3世代のIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応Blu-ray Discドライブ、OSがWindows 8 64bit。
主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応有線LAN×1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI入力×1。約100万画素Webカメラ、SDカードスロットなど。
本体サイズはW522×D174×H388mm、重量は約6.5kg。TVチューナーは地上/BS/110度CSデジタル×2。
後述の下位モデルとともに、新アプリケーションとして、「AirGet for TOSHIBA」、「MediaSync」ワイヤレス対応版、「動画で学ぶOffice2013」「動画で学ぶクラウド」「動画で学ぶSkype」などが発売後にダウンロードできる予定。
dynabook REGZA PC D712/V3H
Celeron搭載の下位モデル。CPUやメモリ周波数がアップしている。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron 1000M(1.8GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 4GB(2GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8 64bit。
主なインタフェースと本体サイズは「dynabook REGZA PC D712/V7H」とほぼ同等。ただし、無線LANがIEEE802.11b/g/n、テレビチューナーが地上デジタル×1となる。