東芝は12日、AVノートPC「dynabook Qosmio T752」シリーズの春モデルを発表。ハード・ソフトの両面からTV視聴・録画機能を大きく刷新している。また、上位機種は同社が2012年9月に発表した「ハイブリッドドライブ」を搭載する。

dynabook Qosmio T752

新ソフトの「dynabook TV Center」では、同社が「REGZA」で培ったノウハウをベースに多くの点を改善。まず、番組表が従来と縦軸横軸を入れ替え新聞と同様に使いやすく。録画番組の簡易編集機能のほか、新ハードとのコラボで最大20倍の長時間録画も可能になった。

もちろん、最新の「Microsoft Office Home and Business 2013」を搭載。カラーはライトシルバーとダークシルバーの二色。価格はオープンで、2月15日発売開始予定。

dynabook Qosmio T752V8H

地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載した上位モデル。ストレージに採用した1TBの「ハイブリッドドライブ」は、2.5型HDDにNAND型フラッシュメモリを内蔵して高速化を図った同社製の新鋭パーツだ。ほか、秋冬モデルからの強化点は、約200万画素のフルHDWebカメラ、写真・動画編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 11」「Adobe Premiere Elements 11」が付属することが挙げられる。

そのほか主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、ディスプレイは15.6型液晶(1,366×768ドット)、光学ドライブがBDXL対応Blu-ray Discドライブ、OSはWindows 8 64bit。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0。主なインタフェースは、USB 3.0×4、D-Sub、HDMI、SDカードスロットなど。バッテリ駆動時間は約4時間、サイズはW385×D252.5×H27.7~31.4mm、重量は約2.7kg。店頭予想価格は190,000円前後。

キーピッチ19mm、キーストローク1.5mm、パッドはタッチ操作対応

dynabook Qosmio T752V4H

上位モデルとのおもな相違点は、TVチューナーが地上デジタル対応1基になるほか、CPUがIntel Core i3-3120QM(2.50GHz)、ストレージが通常の750GB SATA HDD、Webカメラが100万画素に。また、Adobeの写真・動画編集ソフトが本機には付属しない。店頭予想価格は140,000円前後。

左上から時計回りに、右側面、左側面、背面、前面