公務員試験講座など様々な資格取得の講座を開講しているTACは2月5日、2013年10月より、教員採用試験講座を開講することを発表した。
同社によると、教員採用試験は全国で17万人以上が受験する大規模な地方公務員試験で、近年は受験者数、採用者数ともに増加傾向となっているという。その理由として、「教員の定年退職者が増加」「国による教員定数加配措置や自治体独自の少人数学級編成が進んだ」「受験年齢制限の引き上げ」「民間企業の就職活動の困難さ」などを挙げている。
同社は競合他社の受講料単価を参考に、「教員採用試験」の推定市場規模を約595億円と想定している。2013年10月にこの巨大市場に参入し、当面10%程度の市場シェアを確保することを目指すという。
「教員採用試験講座」は、関東圏中心で開講予定。開講コース、受講料については未定。