使いやすいオールインワンモデル

VN770/LSの魅力は、なんといっても使いやすさだろう。Twitterを使えばどこからでも予約録画でき、録画した番組はパソコンだけではなく、スマートフォンやPS3でも再生が可能、ゲーム機も手軽に接続でき、CPUの性能も高く、操作面で不満を感じることもない。リモコンにタッチパッドがあるので、寝っ転がったままでも操作しやすいなど、長年一体型のデスクトップPCを手がけてきたNECならではの完成度の高さがある。

寝室や書斎にテレビやパソコンを追加したい、この春から大学や会社に入り、新生活を始めるという人にはピッタリはまるハズだ。筆者も学生時代にこれがあればと思わずにはいられない。TV機能を除けば、2012年の秋冬モデルからの大きな強化点はMicrosoft Office Home and Business 2013の搭載程度だが、それだけ成熟したマシンであるともいえる。一体型PCを求めているなら、一度チェックしてみてほしい。

カラーバリエーションは3色

また、直販サイト「NEC Direct」では、「VALUESTAR G タイプN」としてカスタマイズモデルが購入可能となっている。CPUによりハイエンドなCore i7-3740QM(2.8GHz)や、最大16GBのメモリが選択可能だ。電源オフから約2秒でTVを視聴できる「ぱっと観テレビ」、Bluetoothなども追加できる。

製品名 VALUESTAR N VN770/LS
CPU Intel Core i7-3630QM(2.40GHz)
メモリ PC3-12800 8GB(4GB×2)
グラフィックス Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
ディスプレイ 21.5型ワイドIPS液晶(1,920×1,080ドット)
ストレージ 2TB SATA HDD
光学ドライブ BDXL対応Blu-ray Discドライブ
ネットワーク IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN
インタフェース USB 3.0×2、USB 2.0×5、HDMI入力×1、メモリカードスロット(SDカード、メモリースティック Duo対応)など
サイズ/重量 W534×D225×H440mm(最小傾斜時)/約10.4kg
OS Windows 8 64bit
店頭予想価格 195,000円前後