さまざまなデバイスで再生や予約録画が可能

次はテレビ録画機能を見ていこう。テレビの視聴や録画を担当するのは、NECではおなじみとなっている「SmartVision」。地上/BS/110度CSのWチューナー仕様なので、2番組同時録画や録画しながら別の番組を視聴できる。指定したキーワードやジャンルに一致する番組を自動的に録画する「おまかせ録画」、指定したジャンルや時間帯の新番組を自動録画する「新番組おまかせ録画」など多彩な録画モードを用意し、最大で約16倍の長時間録画が可能だ。

テレビ視聴、録画を行う「SmartVision」。これはリモコン用のインタフェース

「新番組おまかせ録画」で指定したジャンルや時間帯の新番組を自動録画

面白いのはTwitterと連携する「つぶやきプラス」だ。これは視聴中の番組に関するツイートを画面の横に表示し、番組の盛り上がりをリアルタイムで掴めるほか。自分でツイートも行える。つぶやきメーターでは、各放送局のツイート量を一覧表示できるので、どの番組が盛り上がっているのか、一目でわかるのが楽しい。

このほか、録画したい番組をツイートしたり、DM(ダイレクトメッセージ)することで予約録画が行える。Twitterを経由しての録画なので、スマートフォンや外出先のPCなどツイートできる環境なら、手軽に予約録画できるのが便利だ。

Twitterと連携する「つぶやきプラス」

録画「xxx(番組名)」とツイートして予約。予約が完了するとTwitterにDMが届く

録画した番組やPC内の動画や音楽、画像をネットワーク内に配信する機能も備えている。SmartVision/PLAYERを搭載する同社製PCをはじめ、DTCP-IP対応のDLNAソフトウェアを搭載するデバイスで再生できるのが魅力だ。筆者が試したところ、PlayStation3で録画番組を再生できた。

意外に便利なのが「Smartリモコン」。これはiOSとAndroid向けのアプリで、スマートフォンやタブレットでSmartVisionを操作できる。付属のリモコンとほぼ同じ機能を実現しているので、活用シーンはけっこうありそうだ。

ネットワーク内に録画番組や動画、音楽、画像などを配信できる

iOSやAndroid端末でSmartVisionを操作できる「Smartリモコン」

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