シンガーソングライターの植村花菜が10日、東京・芝大門の東京タワーで行われたライブイベント「SDD TOKYO TOWER LIVE supported by Pernod Ricard Japan」にゲスト出演した。

ライブイベント「SDD TOKYO TOWER LIVE supported by Pernod Ricard Japan」にゲスト出演した植村花菜

2010年にリリースした楽曲「トイレの神様」で知られる植村は、バンド“Indigo Jam Unit”を中心に活動をする米国・ニューヨーク在住のジャズドラマー・清水勇博と、先月29日に入籍したばかり。集まったファンの「おめでとうー!」という祝福の声で迎えられた植村は「ありがとうございます。入籍をさせていただきました~」と報告し、「まだ、結婚ホヤホヤで湯気が立ってる感じ」と照れ笑い。「自己紹介の時に植村花菜ですって言っちゃうけど、『清水だった。もう名字違うんや』と思う」と実感も沸いているようで、「ジャンルは違うけど、夫婦揃って音楽をやっているので、ミュージシャンとしても人としてもお互いに刺激し合っていきたい」と幸せそうな笑みを浮かべた。

昨年4月から約2カ月間、"武者修行"のためにギターを持って単身渡米し、最後に訪れたニューヨークで夫・清水と出会ったという植村は「色んなものを持って帰ることができて、良い2カ月間だった」と手応えを感じた様子。3月13日に、約1年2カ月ぶりの新作ミニアルバム『Steps』(2,100円 発売元:キングレコード)をリリースする植村は「昨年と違って今年はツアーをしたり、表立った活動をしたい。今までは自分が歌う曲しか作って無かったけど、曲作りに力を入れて楽曲提供もしてみたい」と意欲を語り、「みなさんが笑顔になる曲を作っていきたいです。結婚してからも、宜しくお願いします!」と笑顔を見せた。

2007年にFM OSAKAが発足した「STOP!DRUNK DRIVING(SDD)PROJECT」主催の「SDD TOKYO TOWER LIVE supported by Pernod Ricard Japan」は、音楽を通じて飲酒運転の撲滅を訴えるライブイベント。ヒット曲「トイレの神様」や新曲「新しい世界」を含む4曲を披露した植村は「辛い事故がたくさんあって、胸が痛くなる。一人ひとりの意識を高く持って欲しい。飲んだら乗らない!」と訴えた。