アスクは8日、Fractal Design製ミドルタワーPCケース「Arc Midi R2」を発表した。従来モデルのメンテナンス性を生かしながら、冷却性能を重視して開発されたモデルだという。4月上旬より発売の予定。価格はオープン。
「Arc Midi R2」は、フロント上部とフロントパネルにメッシュ構造を採用。ケース内に流体軸受けファン「Silent Series R2」を3基搭載しており、冷却効果を高めている。冷却ファンは最大7基までの取り付けに対応し、フロント上部に3基までのファンに対応するファンコントローラを搭載する。
また、HDDゲージにはHDDまたはSSDを最大8台まで取り付けが可能。マザーボードベースの裏面には2.5インチドライブを2台取り付けできる専用スロットを備えている。HDDゲージを取り外すことで、最大430mmまでのグラフィックカードの搭載スペースを確保する。
ケースファンとして、上面とフロント、リアにそれぞれ140mmファン×1基配置する。最大で上面に120/140mmファン×3基、フロントに120/140mmファン×2基、リアに140mm×1基、ボトムに120/140mmファン×1基を配置することも可能。
搭載ベイ数は、5インチベイ×2基、3.5/2.5インチ共用×8基、2.5インチ×2基、インタフェースはUSB 3.0×2、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1。対応電源はATX。本体サイズはW230×D515×H460mm、重量は約10.7kg。