熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!

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●「“歌舞伎界の太陽”市川團十郎さん、追悼」【ミヤネ】

息子の海老蔵が「やんちゃでワガママな僕を大きな愛や器で見守ってくれました。自分のことより、家族や歌舞伎界のことばかり考えていた」と気丈に話す。さらに、絞り出すような声で「2人目の孫も抱きたかっただろうし、新しい歌舞伎座に立ちたかったと思う……」と話すと、リポーターがもらい泣きしてしまった。

スタジオでも宮根誠司が「(團十郎さんは)海老蔵さんの事件でも、全て矢面に立っていた」と偲ぶと、井上公造も「私たちリポーターは海老蔵さんの良いことも悪いことも、全て團十郎さんに頼ってしまったのですが、いつも具体的に話してくれた。優しさと大らかさのある人」と感極まっている。

亡くなった中村勘三郎さんが團十郎さんを「歌舞伎界の太陽」と言っていたというが、海老蔵が新たな團十郎、そして太陽になれるか、期待は大きい。

●「ももクロ、試練の七番勝負で、毒舌・勝谷誠彦と激突!」【スッキリ】

これまで矢追純一、ダチョウ倶楽部、尾木ママらと対戦してきたももクロ。今回の相手は番組のレギュラーコメンテーター・勝谷だ。しかし、勝谷は「お父さん世代の夢と希望を背負って勝負したい!」と意気込むほどのモノノフ(ももクロファン)だけに、「『お酒飲めなくてもいいから、おでんでも食べて』と飲みに連れて行きたくなる子なの」「(メンバーが話し出すと)やべ~かわいい」「ももクロを見て思うのは『日本の未来も捨てたもんじゃない』ということ」とデレデレ。

さらに、好きな食べ物は焼き肉と聞いた勝谷は、「じゃあ20歳になったらオジさんが……」と公開ナンパしてしまう。「職権乱用もいいところですよ」と友利新をあきれさせ、「ヤバイよ。勝谷さん(のキャラ)が壊れていく……」と加藤浩次を苦笑いさせていた。


●「宍戸錠の自宅が全焼、出火原因はまさか……」【知り】

鉄筋2階建て270㎡が、わずか10分間で全焼したという。宍戸は仕事で留守中であり、2010年に妻を亡くして以降、一人暮らしだっただけに出火原因に謎が残る。

現場を訪れた息子の宍戸開が「家は丸焦げで全て炭色だった。日活時代から衣裳は自前でしたが、それも燃えてしまって」と父の落胆ぶりを代弁。さらに「ご迷惑をおかけしました。火が広がらなくて、ケガ人が出なくてよかった」とマスコミ対応した。

スタジオの井筒和幸監督は「思い出の物もあるし……(ツライでしょうね)」、高部知子も「胸が締め付けられますね……」と心配そうな顔。「放火か?」なんて声もあるだけに、出演者たちは、我がことのように悲痛だった。

●「“おしんドローム”再び。映画キャストが決定!」【ミヤネ】

1983年に放送されて視聴率60%超、世界86カ国を感動させた名作が、30年の時を経て映画化。2471人から選ばれたおしん役は、8歳の濱田ここねちゃんに決まった。前作で母親役を演じた泉ピン子は「浴衣を着たときにピッタリだと思った。演技も上手だけど、おしんはほとんどセリフがない」と笑う。一方、今作の母親役を務める上戸彩は「(ピン子から役を引き継ぐことに)プレッシャーを感じます。命を懸けて演じたい!」と意気込んだ。

宮根も「世界配給になるんちゃいますか。日本の精神文化をもう一度伝えてもらいたい」と力んだが、公開は今年10月。気が早い。

●「峯岸みなみの丸刈りから、芸能人の謝罪を考える」【知り】

先週の“峯岸みなみ丸刈り謝罪”は、NHKで取り上げられたり、仲里依紗がツイッターで反論したり物議をかもした。しかし、番組はその謝罪方法を「視覚的にインパクトが強い丸刈りは、真意が伝わらず逆効果だった」とダメ出し。田村淳も「僕は言える立場にないんですけど、謝罪方法ばかりに目がいっちゃうのも……。今後、芸能人は大変だなと思ってしまう」と同調した。実体験だけにいつも以上の説得力だ。

一方、小藪千豊は「18歳超えたら恋愛アリでもエエんちゃうか。丸刈りのあとはもうリストカットまでいってしまう」と珍しく熱血コメント。さらに、辛口ライターの吉田潮は「話題作りにもほどがある。AKB運営の思うツボでバカバカしい!」と一喝した。その後、峯岸は研究生公演にカツラをかぶって出演したが、決してイメージ回復になっていないのが辛いところだ。

●「『今、芸能人で最もモテる』芹那が最近口説かれたのは?」【PON!】

ある新商品発売イベントに出演した芹那とCOWCOW。サッカー・長友佑都との熱愛報道や、フットボールアワー・後藤輝基らに口説かれたなどの噂が絶えない芹那だけに、記者が聞きたいのは当然、恋の話題だ。

COWCOWの多田健二から「最近、芸人から言い寄られてる?」と振られた芹那は「ある人から休みの前日に電話がある。『お忍びデートしよう』って」と話し出す。コンビ名を明かすように迫られると「(音声の)ピーを入れてくださいね」と念押しした上で、「“ピー”スです」と確信犯的にぶっちゃけた。どうやら綾部祐二らしく、「私、熟女じゃないからおかしい」と笑い飛ばす姿は、モテ女のオーラが漂っていた。

●「江口洋介、妻と子どもを語る」【とくダネ】

現在、ドラマ『dinner』で天才シェフ役を演じる江口。「ふだんから料理をしている」と慣れた手つきで、生きたタコを使ったパスタを作り上げた。得意料理を聞かれると、「カレー。オレとあいつ(妻の森高千里)は辛いもの。子どもは甘いものの2種類作る」と笑う。家族の話をするのは珍しい。

さらに、「撮影前は役作りで悶々とするから、一緒に住んでる人間は大変」「ずっと子どもに時間取られたけど、やっと仕事できる」と森高を気づかう。むしろ子どもたちの方が森高の復帰を応援しているそうだ。

その後、話題が自分の俳優人生に移ると、真剣な表情に。「トレンディドラマはバブルみたいなものだった。20代後半からずっと全力でやってきて、『今45歳か』と思うと『来たな……』と思う」「いろいろな役をやったから、次は情けない人間を演じたい」と語る。やはり熱い男だ。ちなみにインタビュアーの笠井アナは、森高千里のファンクラブ会員だったらしい。

●「長澤まさみと武井咲が明かす“理想のバレンタイン”」【スッキリ】

ガーナチョコレートのCMに出演中の2人がバレンタイン支援のイベントに登場。理想の渡し方を聞かれると、武井は「手作りして、遊園地へ遊びに行って、観覧車の中で『ハイどうぞ』」、長澤は「レストランでディナーして、食後のコーヒーを飲んでるときに『好き』」と照れながら答えた。

しかし、2人の理想を天の声(山里亮太)が勝手にイラスト化し、妄想デートとして語り出すと、スタジオの空気が一変。加藤浩次が「勝手に映像化してんじゃないよ。イメージダウンだし、偽装じゃないか!」とキレると、本村健太郎弁護士も「訴えましょう! 慰謝料500万円取れる」と反応する。この妄想デート、“上戸彩バージョン”でさんざん見たけど、結婚でターゲットを変えたのか。ただ、炎上回避で“AKBバージョン”は絶対にやらない。

●「初スキャンダル! 忽那汐里と松田翔太が公園デート」【ミヤネ】

共演歴はなく、友人の紹介で出会い、親密な関係になったきっかけは、趣味のカメラや特技の英語という。人気の少ない公園でのデート、電話ボックス内でのイチャイチャ撮影会、松田の愛車で家に送る、帰り際に松田が忽那の頭をなでなで……どうみてもカップルのそれだが、忽那の事務所は「大切な友人の一人。恋愛に発展することはありません」と完全否定。宮根誠司も「かわいい妹なのか、それとも恋人なのか」と真相が気になっていた。

●「経験100人&22股の狩猟女子 VS. デヴィ夫人!」【ノンストップ】

テーマは、男性を狩る“狩猟女子”。その象徴として、男性経験100人超モデル・立花亜野芽と、現役女子大生22股アイドル・谷一歩がスタジオに現れた。ともに21歳だが主張は強く、とにかくしゃべる。しかし、迎え撃つデヴィ夫人も負けていない。

100人斬りの立花が「男に勝ちたいから女から狩る」「上から目線の男が多い。ドS の男をドMにしてやりたい」「『今日どの男狩る?』とか、食べ物みたいですね」とまくし立てると、デヴィ夫人は「あなたを尊敬してないし、女として見ていないから上から目線なの」「自分をおとしめていることに気づかないの? 遊んでるつもりでも遊ばれているのよ」と、いつになく真っ当なコメント。

一方、22股の谷が「自分の世界を広げたい」「男性は承知で交際している」「平等に愛を捧げている」「候補生を入れると30人前後」と自信満々に話すと、デヴィ夫人は「妄想に溺れているだけ。自分に自信がないからだわ。量より質よ」とバッサリ。

そういえば立花は、かつて「目立ちたい」と“坊主モデル”で名を売っていた。峯岸みなみよりもずっと先輩なのだ。

●「NEXTブレイク子役を先取り!」【スッキリ】

1人目は、6歳で芸歴5年の佐藤芽(めい)ちゃん。『クレラップ』のCMで一躍注目を集めているという。インタビューを受けた芽ちゃんは、即興演技を披露し、さらにオードリー春日の“カスカスダンス”をマネるなど、すでにかなりのエンターテイナー。加藤も「大器の予感」と絶賛していた。

2人目は、7歳で『進研ゼミ』など8本のCM出演歴を持つ森遥野(はるや)くん。坊主頭と素朴な表情が魅力的で、さながら“現代版・マルコメくんか。加藤は「癒し系ですね~」、テリーは「昭和の顔してるよね」とうれしそう。

さらにこの日、「野々村真の長女・香音(かのん)ちゃんが歌手デビュー」と報道された。小学校5年生の11歳、子役もいろいろだ。


先週の峯岸みなみ丸坊主謝罪に続き、今週は柏木由紀のJリーガー合コン騒動と、AKB恋愛祭り。「(発信元の週刊文春は、まだ主力メンバーのネタを持っている」という話も聞こえてくるが……。恋愛以外のサプライズがないのはキケンな兆候かも。実際マスコミは、ももクロへの注目度を高め、ハロプロ勢を見直そうという動きもある。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。