日本郵便は、海外の世界遺産について理解を深めるため、世界各地の文化遺産や自然遺産を題材とした特殊切手「海外の世界遺産シリーズ 第1集」を3月14日から発行する。
同切手の題材となる世界遺産は、コロラド川の浸食作用により誕生した渓谷「グランド・キャニオン国立公園」(アメリカ合衆国)、メンカウラー王、カフラー王、クフ王のピラミッドが描かれた「メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯」(エジプト・アラブ共和国)、修道院建築と要塞(ようさい)建築が融合した建造物「モン-サン-ミシェルとその湾」(フランス共和国)、インカ帝国の都市遺跡「マチュ・ピチュの歴史保護区」(ペルー共和国)、クメール王朝歴代の王が築いた都城「アンコール」(カンボジア王国)の5つ。
種類は80円郵便切手で、1シート10枚(縦2枚×横5枚、各2枚ずつ)となる。発行枚数は1800万枚(180万シート)で、全国の郵便局とゆうびんホームページ内「切手SHOP」のほか、郵便振替による通信販売も行うとのこと。
詳細は、同社公式ホームページで見ることができる。