妻との夕食、週に何回?

真っ暗な家に帰って「ただいま~」。用意された食事を温めて、1人で寂しく夕食。毎日仕事が忙しいから仕方ないと分かっていても、愚痴の一つもこぼしたくなる毎日……。あなたは夫婦で食事できていますか。 マイナビニュース会員のうち、既婚男性182名を対象に、妻と週どのくらい夕食を共にするか、聞いてみた。

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Q.妻と一緒に夕食をとるのは週に何回ですか?


1位 毎日 46.1%
2位 週3~4日 20.3%
3位 週1~2日 16.5%
4位 週5~6日 12.1%
5位 全くない 5.0%



■毎日
・「自分の仕事もだいたい定時に終わるし、妻が夕食を作ってくれているから」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「お互いの仕事がある程度同じ時間に終わるから」(25歳男性/電力・ガス・石油/技術職)
・「今のところ普通に帰れる」(25歳男性/金融・証券/営業職)
・「生活習慣」(57歳男性/その他/クリエイティブ職)



■週3~4日
・「お互い仕事がある」(41歳男性/建設・土木/営業職)
・「夜勤の週はなかなか一緒に取れないので、ならすと週4くらいだと思います……やむなしなことだとは思いますが、もっと一緒にとれればいいなと思います」(36歳男性/印刷・紙パルプ/技術職)
・「早く帰れない、不満はあるが仕方ない」(43歳男性/電機/事務系専門職)



■週1~2日
・「仕事から帰ってくるのが遅いので、妻は子供と一緒に食べている」(45歳男性/情報・IT/技術職)
・「平日の帰宅が24時を過ぎるので、妻は寝ている」(44歳男性/建設・土木/技術職)
・「お互い仕事の終わる時間が違い、くたくたですぐ寝てしまう」(25歳男性/自動車関連/営業職)



■週5~6日
・「ある程度定時に帰れるから」(39歳男性/小売店/技術職)
・「お互いの習い事の時はずれる」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「話の場として意識してそうしている」(38歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ職)



■全くない
・「毎日だったが、今は単身赴任中なので」(28歳男性/情報・IT/技術職)
・「生活時間が違うので」(58歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「ほぼ家庭内別居のため」(26歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)



■総評
1位は「毎日」の46%で、同様の女性編アンケートよりも多い割合だった。これを選んだ男性は、夫婦一緒の夕食が「当たり前」で「普通」のことだと答えている人がほとんどだった。毎晩奥さんの手料理で晩酌……他の選択肢を選んだ人たちの回答を見ると、それがとんでもなく幸せなことだと実感できるかもしれない。中には、家に帰れるように「自宅で仕事」という男性もいた。ある程度自由裁量で働ける職業ならそういう方法もアリかもしれない。

2位は「週3~4回」。残業があったり、夜勤だったり、付き合いがある男性は、毎日一緒というのは難しいらしい。3位の「週1~2回」になると、さらに仕事が遅くなる男性が増え、平日は奥さんと子どものみの夕食、休日だけ家族みんなで、と食事スタイルを完全に分けているようだ。仕事で毎日クタクタな上に、家族と一緒に楽しく食事をとることもできない……なかなかかわいそうな状況ではないか。

4位の「週5~6回」という人は、お互いに付き合いがあったり、習い事があったりして、たまにズレることがある、という程度。ほぼ毎日一緒に食事をしているので不満もなく、週1回はそれぞれの時間を楽しむ、という余裕が感じられる回答が多かった。対極にあるのが、5位の「全くない」。「単身赴任」や「家庭内別居」という状況で、夕食はおろか、顔を合わせるのも難しいようだ。

仕事があると、なかなか家庭を優先させるのは難しい。毎日の夕食はムリでも、休日やたまに早く帰れる日など少ないチャンスをかして、夫婦や家族での時間を楽しんでほしい。

(文・アリウープ 中嶋絵里)


調査時期: 2012年12月11日~2012年12月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性182名
調査方法: インターネットログイン式アンケート