「1カ月500MBまで無料! 4Gモバイルブロードバンドサービスが米国でスタート」のタイトルで紹介した新サービスを提供するMVNOの米FreedomPopだが、新機能の追加のほか、新たに430万ドルの資金調達に成功した旨の最新情報が届いている。
同件はForbesが報じている。それによれば、同社は既存の出資者であるDCMとMangrove CapitalからSeries A1の資金調達フェイズにおいて430万ドルの資金獲得に成功したという。これにより、同社は合計で1120万ドルの投資を受けたことになる。
また新機能として、Googleサービスを経由してフレンドの探索や登録が可能になったことが挙げられている。FreedomPopにとってフレンドとのやりとり、つまりSNS上での活動は重要な意味を持つ。同社は1カ月500MBまでの通信容量を無料で提供するフリーミアムモデルを採用しているが、これ以上の容量はSNS活動を通して増やしたり、追加課金で購入するスタイルとなっている。またSNSのダッシュボードを介してフレンドの無料通信容量の残りを把握することが可能で、まだ使い切っていないユーザーから容量を貰い受けたり、あるいは逆に融通したりと、データ通信容量が一種の仮想通貨として同サービス上で機能している。こうした活動をさらに拡大するのが今回の新機能というわけだ。
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