民間の気象会社ライフビジネスウェザーは6日、"東北の復興、日本の元気を応援する"「さくらで元気プロジェクト2013」を開始、2013年1回目の「さくら開花・見頃予想」を発表した。
今年の傾向、「東北~九州は平年並からやや遅め」
「第1回 さくら開花・見頃予想」として、東北から九州にかけてのさくらの開花は、遅咲きだった昨年に比べると4日前後早いものの、平年と比べると並からやや遅めの所が多い。この先は、東日本や西日本を中心に暖かな日が増えてくるものの、3月はたびたび寒の戻りがあり、春の訪れは平年よりも遅めという。
全国のトップを切って開花するのは宮崎で3月20日と平年より4日早い予想だが、東京は3月27日と1日遅い予想。さくら前線が東北入りするのは、福島県いわき市で開花する4月8日頃になりそうだとのこと。
2013年、見頃期間のポイントは?
見頃は、関東から九州で入学式の頃に重なる所が多く、東北南部の見頃は4月下旬、東北北部は4月末から5月上旬と、ゴールデンウィークにお花見が楽しめそう。また、この冬は全国的に厳しい寒さが続いたため、休眠打破はしっかり行われている所が多いようだという。
暖かくなれば、いっせいに咲きそろい、鮮やかなさくらが見られるだろう、としている。開花の時期に気温が上がれば一気に花が開き、予想より早まる可能性もあるため、お花見の計画は最新の開花・見頃予想をチェックして、とのこと。
「さくらで元気パートナー」向け画像・データ配信スタート
また2月6日より、さくら情報・お天気画像を用いて「東北復興の祈りと元気」を届ける「さくらで元気パートナー」へ向けて、さくら開花・見頃予想の画像・データの無料配信も開始。今年は、さくら情報に加え「お天気画像」の配信も行っている。同社では引き続き、「さくらで元気パートナー」を募集中。