ヤマハは2月7日、インテグレーテッドオーディオシステム「Restio(レスティオ) ISX-B820」を発表した。発売は2月上旬で、希望小売価格は92,400円。
ISX-B820は、2011年に発売された「ISX-800」の後継モデル。インテリアにマッチする自立式の一体型オーディオシステムで、オプションのアタッチメント「A-T800」を使用すれば、壁掛けスタイルで設置することも可能だ。なお、ISX-B820は家電量販店などでは販売されず、一部のインテリアショップなどで販売されるのみとなっている。
搭載されている機能は、CD再生とFMチューナー、クロック(時計)とシンプルだ。従来機との違いは、新たにBluetoothに対応した点と、カラーの変更、AMチューナーの省略だ。Bluetoothのバージョンは、2.1+EDRで、対応コーデックはSBC/AAC。SCMS-T方式のコンテンツ保護にも対応している。各種スマートフォンとの接続もスムーズに行えるようになった。それ以外の点は従来機を蹈襲しており、大きな変更はない。
最大出力は15W×2で、搭載しているスピーカーユニットはφ3cmソフトドームツイーター×2にφ10cmウーファー×2だ。再生周波数帯域は55Hz~20kHz。再生可能な光学メディアは、音楽CDとCD-R/RW(CD-DA/MP3/WMA)だ。入力インタフェースは、iPodドック×1基(30ピン)、USBポート×1基、AUX×1系統(3.5mmステレオミニジャック)で、USBポートから再生可能な音声フォーマットは、MP3/WMAとなっている。本体サイズは、W410×D295×H997mmで、重量は12kg(スタンド含む)。消費電力は20Wだ。