ダイヤテックは7日、スペースキーの両側にファンクションキーを備えた小型メカニカルキーボード「Majestouch MINILA」シリーズを、FILCOブランドにて発表した。発売は27日で、価格はオープン。店頭予想価格は11,800円前後。

「Majestouch MINILA」シリーズ 英語配列モデル

日本語配列モデル

同社が開発した「ダブル親指ファンクションキー配列」を採用した新キーボード。スペースキーの両側にファンクションキーを1つずつ備え、左右の親指を使い、スムーズにファンクションキーの操作ができる構造を目指した。

上述の「ダブル親指ファンクションキー配列」により、キー数を最小限に抑え小型化を実現。通常配列のキーボードから、最奥列のファンクションキー列やカーソルキー、Page upキーのブロックを省いたイメージで、同社のテンキーレスキーボード「Majestouch2 Tenkeyless」(87キー)と比べ、20%以上省スペース化している。省かれたキーは、上述のファンクションキーと他キーとの押し合わせなどで使用できる。

ラインナップは、67キーの英語配列モデル「Majestouch MINILA US67キー」と、68キーの日本語配列モデル「Majestouch MINILA JP68キー」の2種類。それぞれにZF electronics社(旧Cherry社)製のCherry MX 茶軸/黒軸/青軸/赤軸スイッチ版を用意し、合計8機種を揃える。

本体サイズはW297×D124×H40mm、重量は680g。インタフェースはUSB。キーピッチは19mm、キーストロークは4±0.5mm。ケーブル長は1.8m(脱着可能)。なお、本体裏面にディップスイッチを備え、Caps LockとCtrlキーの入れ替えなど、6項目のキーファンクションが変更できる。