東芝は2月6日、ブルーレイディスクプレーヤー「DBP-S300」を発表した。発売は2月8日。価格はオープンで、推定市場価格は15,000円前後。
W280×D196×H39mm(突起部含まず)という置き場所を選ばないコンパクトなスタイルながら、ブルーレイディスク(BD)やDVDといった光学メディアの再生機能に加えて、ネットワークやUSBデバイスからの再生にも対応するプレーヤー。
BD再生の場合、フィルムソースの映像の1080/24p出力に対応するほか、ディープカラー出力、x.v.Colorにも対応している。DVDタイトルなどでは、XDEによる高品位なアップスケールも可能だ。なお、一般的なDVDタイトルだけでなく、AVCRECやAVCHDディスクの再生にも対応する。
ネットワーク機能も充実。ブロードバンド放送に対応しており、動画配信サービス「Hulu」や「Youtube」が利用できる。さらに、レグザリンクシェアの再生機能に対応。同社のレコーダーや、録画機能を搭載したレグザで録画した番組をネットワーク経由で再生することが可能だ。一種のネットワークメディアプレーヤーとしても利用できる。
ネットワークは有線LANだけでなく、オプションの「D-WL1」(別売)を使用することで、Wi-Fi(無線LAN)接続にも対応する。
接続インタフェースは、フロントパネルにUSBポートを1基、リアパネルにネットワーク端子を1基とHDMI出力を1基備えるだけというシンプルなもので、アナログの映像/音声出力は装備していない。BDプレーヤーのUSB端子は、一般にBD-Liveでダウンロードしたコンテンツの保存のために装備されているものだが、DBP-S300ではJPEGやAVCHD形式のファイル再生にも対応している。