米調査会社IHS iSuppliは4日(現地時間)、HDD市場に関するマーケット調査結果を発表。2012年に371億ドルを売り上げた同市場だが、2013年は11.8%減の327億ドルに、2014年には320億ドルに下落すると予測している。
その要因は二点あり、スマートフォンやタブレットの市場が大きく伸びる中、ノートPC、デスクトップPCとも需要が低下していることが一つ。もう一つは、SSDの価格が下がり、HDDからシェアを奪っていることを挙げている。
また、CDやDVDのような光学ドライブにおいても同様に需要が低下すると予測。その要因として、消費者がストリーミングビデオへシフトしていること、PCの小型化傾向により物理的な組み込みスペースを失いつつあること、PCメーカー側のコスト削減の3点を挙げている。