全米NFLスーパー・ボウルのハーフタイムショーで、2007年以来の再集結を果たしたデスティニーズ・チャイルド (C)BANG Media International

デスティニーズ・チャイルドが、2月3日に行われた全米NFLスーパー・ボウルのハーフタイムショーのプログラムを直前に変更していたことが明らかとなった。

ビヨンセ・ノウルズがメインを務め、ケリー・ローランドとミシェル・ウィリアムズも途中参加し、2007年以来の再集結を果たしたデスティニーズ・チャイルドだが、当初の予定では1999年のヒット曲「ビルズ・ビルズ・ビルズ」を歌う予定だったものの、同曲のゆっくりとしたリズムがそれ以降7分余りに歌われる他の楽曲に合わないという理由で、直前になって2001年のシングル『ブーティリシャス』に変更されたという。ある関係者はUsMagazine.comに次のように話している。

「3人は『ビルズ・ビルズ・ビルズ』のリハーサルを行っていました。でもバックバンドのメンバーが、『なんで『ブーティリシャス』を歌わないんだ?』って言い出したんです。『ビルズ・ビルズ・ビルズ』はテンポがスロー過ぎて、ショーのその後のプログラムに合わないことが分かったんです。それに『ブーティリシャス』の方がデスティニーズ・チャイルドのイメージに合っていますし。結果的には良くまとまったステージになったと思いますよ」

さらに3人は、新バラード・ヒット曲集『ラブ・ソングス』に収録される新曲『ニュークリア』をミックスさせたバージョンで『インデペンデント・ウーマン』も披露している。

ビヨンセは自身のインスタグラムに手書きのメッセージを投稿し、ケリーやミシェル、そして同じくパフォーマンスを披露したジェニファー・ハドソンとアリシア・キーズにも感謝の意を表している。「アフリカ系アメリカ人女性にとって何とも誇らしい1日になったわね! ケリー、ミシェル、アリシア、ジェニファー……あなたたちはみんな美しく、才能と気品に溢れているわ! スーパー・ボウルであなたたちのような素晴らしい女性アーティストとパフォーマンスができて、とっても光栄よ。愛を込めて、ビヨンセ」

また、ミシェルもツイッターに「ビヨンセやケリーと一緒に最高の時間を過ごしたわ!!サプライズなステージだったでしょ!! みんな大好きよ……」と書き込んでいる。

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