クルマ・ポータルサイト「Goo-net」を運営するプロトコーポレーションは、2012年12月実施の「自動車に関する総合アンケート」の結果を「プロト カーユーザー レポート 2013」にまとめた。ユーザーの強いエコカー志向が改めて示された内容となっている。

「プロト カーユーザー レポート 2013」でエコカー志向が浮き彫りに(写真はイメージ)

この調査は日本国内に在住する18歳以上の男女5,600人を対象に、自動車購入時の意識などを調べたもの。調査期間は2012年12月14~22日。同社ではダイジェスト版を、「Goo-net」内にて無料公開している。

調査結果では、ユーザーのエコカー志向が浮き彫りとなった。現在所有しているクルマの上位10車種では、HV(ハイブリッド)、PHV(プラグインハイブリッド)はプリウス1車種がランクインしただけだが、次回に購入予定のクルマの上位10車種では、1位がアクア、2位がプリウス、5位がプリウスα、9位がプリウスPHVと、4車種ものHV・PHVがランクインしている。次回購入予定の車種の上位30車種では、HV、PHV、EV(電気自動車)を購入すると答えた人が36.1%、軽自動車を購入すると答えた人が28.3%に達している。

今後主流になると思う自動車の原動タイプについて、24.3%のユーザーが、3年後にHV車が主流になると回答。10年後にEVが主流になると回答したユーザーも21.4%に。一方、10年後もガソリンエンジンが主流であり続けると回答した人は8.8%だった。