「iSenseTV」は、スマートフォンの写真や動画をテレビの大画面に映して楽しめるセットトップボックス(STB)。スマートフォンと無線LANでワイヤレス接続し、映像と音声をHDMIケーブルによりテレビへ出力できる。1月21日より、家電量販店・PC専門店・小売店にて発売が開始された。定価はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円前後となっている。
製品はコンパクトで、かつ軽量。50(W)×83(D)×15(H)mmという手のひらサイズだ。本体のほか、ACアダプタとHDMIケーブルを同梱する。側面にはACアダプタ接続用のmicro USB端子と、映像出力用のHDMI端子を備えている。
利用に際しては、Android端末に専用アプリ「iSenseTV」をインストールする必要がある。対応OSはAndroid2.3.3以上。Android端末のWi-Fi機能を有効にしてから同アプリを起動させると、自動でAPモードによる接続が確立される。なお、今後iOS端末での利用にも対応する予定だという。
iSenseTVアプリは単純化された使いやすいUIが特長。写真・音楽・ビデオの各項目を選択するだけで、スマートフォン内に保存してあるコンテンツをテレビの大画面で楽しめるようになる。フルハイビジョン画質(1,920×1,080/30p)までのコンテンツに対応している。
またWPS対応無線LANルータを利用している環境下では、STモードに設定を変更することで、YouTube動画をスマートフォン経由でテレビ画面に映し出すことができる。実際に試してみたところ遅延やコマ落ちなどもなく、とてもスムーズにテレビの大画面で動画を視聴することができた。
(記事提供: AndroWire編集部)