NECは5日、15.6型液晶と光学ドライブを搭載したスリムノートPC「LaVie S」シリーズの2013年春モデルを発表した。2012年秋冬モデルにあったタッチパネル対応機種の後継はなく、スタンダードな構成とOffice 2013の搭載を前面に押し出している。
ラインナップは、上位の「LS550/LS」、中位の「LS350/LS」、エントリー向けの「LS150/LS」の3モデル。いずれもOSはWindows 8 64bitでMicrosoft Office Home and Business 2013が付属。本体カラーはクロスホワイト、クロスレッド、クロスゴールド、クロスブラックの4色が選べる。価格はオープンで、2月上旬からの発売を予定している。各モデルの店頭予想価格は後述。
LaVie S LS550/LS
まず「LaVie S」の3モデルに共通する主な仕様として、チップセットがMobile Intel HM77 Express、メモリがメモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、ストレージが750GB SATA HDD。同じく共通するインタフェース・機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 3.0×3(うち1基電源オフ時充電可)、USB 2.0×1、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素のWebカメラなど。
そしてここで触れる上位機「LS550/LS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3230M(2.60GHz)、光学ドライブがBDXL対応Blu-ray Discドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)。15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)は下位2機種よりも輝度・色純度に優れるタイプ。
無線LANはIEEE802.11a/b/g/n対応。標準でLサイズのバッテリが付属し、バッテリ駆動時間は約8.7時間。サイズはW379×D258×H31.1mm、重量は約2.7kg。店頭予想価格は140,000円前後。
秋冬モデル「LS550/JS」との比較では、タッチパネルに非対応になったこと、メモリ容量が1/2になっていることが大きな相違点。よって、店頭価格も秋冬モデルのリリース直後と比較して、安価になると思われる。
LaVie S LS350/LS
「LS350/LS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-3120M(2.50GHz)、光学ドライブがBDXL対応Blu-ray Discドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)。
無線LANはIEEE802.11a/b/g/n対応。標準でMサイズのバッテリが付属し、バッテリ駆動時間は約3.6時間。サイズはW379×D258×H29.5mm、重量は約2.5kg。店頭予想価格は120,000円前後。
LaVie S LS150
「LS150/LS」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 1000M(1.80GHz)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)。
無線LANはIEEE802.11b/g/n対応で同11aには非対応。標準でMサイズのバッテリが付属し、バッテリ駆動時間は約2.9時間。サイズはW379×D258×H29.5mm、重量は約2.4kg。店頭予想価格は100,000円前後。