日本Shuttleは1日、Atom D2550プロセッサを搭載した小型PC「XS3500V3L」「XS3500GSV3L」「XS3600VL」3機種を発売した。
直販価格は「XS3500V3L」が44,800円、「XS3500GSV3L」が59,800円。「XS3600VL」は39,800円だが現在は在庫切れとなっており、次回入荷予定時には価格が変動する可能性があるという。
いずれも、Atom D2550プロセッサを載せたファンレスの小型PCで、仕様上は0db。同社のベアボーンキット「XS35V3L」「XS35GSV3L」「XS36VL」をベースにし、BTOに対応する。
「XS3500V3L」の標準構成は、OSがWindows7 Home Premium 32bit、CPUがIntel Atom D2550(1.86GHz)、チップセットがIntel NM10 Express、グラフィックスがIntel GMA 3650 Graphics、メモリが4GB、ストレージが120GB SSD、ドライブがDVDスーパーマルチ。
主なインタフェースは、USB 2.0×5、HDMI×1、D-Sub×1、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、SDHC/SD対応カードリーダーなど。
本体サイズはW252×D162×H38.5mm、重量は構成により異なる。同梱の「PV01」と組み合わせ、VESA規格対応ディスプレイの背面に本体を取り付けられる。
「XS 3500GS V3L」は、「XS3500V3L」にグラフィックボードを追加したモデル。 インタフェースや本体サイズは、「XS3500V3L」に準じる。標準構成も「XS3500V3L」とほぼ同等だが、グラフィックスがAMD Mobility Radeon HD7410Mとなる。また、BTOの選択肢が拡充しており、例えばOSはWindows 8 Pro 64bitなど、64bit OS非対応の「XS3500V3L」と違い64bit OSも選択できる。
「XS3600VL」は、「XS3500V3L」をさらに小型化したモデル。標準構成は、「XS3500V3L」からグラフィックスを省き、ストレージ容量を60GB SSDとしている。主なインタフェースは、USB 2.0×5、RS232 serial Port×2、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、SDHC/SD対応カードリーダーなど。本体サイズはW200×D160×H36mm。