導入予定の新園内バス

神奈川県横浜市にある「よこはま動物園ズーラシア」では、4月19日の新規エリア「アフリカのサバンナ」一部公開に先駆け、市内の平成25年度約30,000人の新入学児童を招待する。

開催日程は、休園日の4月9日を除く3月27日から4月14日まで。児童1名につき、同伴者2名まで参加費が無料となる。

当日は、「アフリカの熱帯雨林」チンパンジー展示場奥にある新エリア入り口から入場し、新エリアを観覧。また、一部オープンに合わせて、新たな園内移動バスも披露されるという。

「アフリカのサバンナ」では、アビシニアコロブス、ピグミーゴートなどの哺乳類や、ハタオリドリ、ハチクイ、ジサイチョウなどの鳥類、計21種242点を展示予定。

また、猛禽(もうきん)類等の鳥が飛ぶ姿を間近で見ることができる「バードショー広場」や、ラクダに騎乗することができる「ラクダライト」などの施設を設けている。

参加の際は、入園口総合案内所にて「新入学児童とその家族」である旨を申し出ること。詳細は、同社公式ホームページで見ることができる。

なお、園内で見ることができる動物の詳細は下記を参照のこと。

■アビシニアコロブス
アフリカに分布する、オナガザルの一種。体は全体に黒く、顔の周囲、尾の先と、背中を縁取るように白い毛が生える。赤ちゃんは真っ白で、約3カ月で大人と同じような配色になる。
■ピグミーゴート
アフリカを中心に家畜化されている小型のヤギ。頭が比較的大きく、肢や体が短い。性格はおとなしくペットとしても飼われている。
■ハタオリドリ
スズメ目ハタオリドリ科の鳥。全長は11cmから26cmで、一部の種では繁殖期に雄の尾羽が長く伸長し、全長が50cm近くになる。
■ハチクイ
オーストラリアなどに分付する全長21cmから28cmの鳥。主食は昆虫で、名前の通りハチを食べる。
■ジサイチョウ
アフリカに生息する地上性の鳥。全身が真っ黒で、喉元と目の周りだけが赤い。