余ったシャンプーは意外と使える! 掃除・洗濯に大活躍 |
季節ごとに使用するシャンプーを切り替えるという方は、結構多いのではないでしょうか。または新しいシャンプー剤を試して気に入り、以前使っていたメーカーものが余っているという方も多いかもしれません。
余ったシャンプー剤を放置していると浴室が片づかず、汚れやあかなど見た目も気になってきます。さらには資源のムダ使いをしているような気になり、後ろめたい気持ちにも…。 そんな時は余ったシャンプーを他の用途に活用し、浴室&気持ちもすっきりしてしまいましょう!
■シャンプーは水回りの汚れに効く!?
シャンプーの多くは界面活性剤を利用しています。界面活性剤とは水にも油にもなじみやすい物質のことで、水と油もそうですが、水と衣類、水と髪、水と陶器やステンレスなど、ふたつのまじりあわない物質の境界線でよくはたらきます。水回りや衣類、髪の汚れを落としやすくしたり、それらに水をなじませやすくしたりする効果があるのです。
界面活性剤は洗濯用洗剤や台所用洗剤など、いろいろな洗剤に使われています。つまり水回りの皮脂やタンパク、油分などの汚れをとる時にはシャンプーも効果的ということなのです。
■余ったシャンプーの使い方いろいろ
・シャンプーでお風呂掃除
一番手っ取り早いのはシャンプーでのお風呂掃除かもしれません。通常のお風呂用洗剤と同様、スポンジにシャンプーをとり、浴室を磨くだけです。
・シャンプーでトイレ掃除
余ったシャンプー利用で、ぜひ一度はお試しあれ!とお勧めなのが、このトイレ掃除です。トイレ用洗剤の代わりにシャンプーを利用し、ブラシで便器を磨くだけです。泡立ちがよく汚れが落としやすいのはもちろん、掃除した後のシャンプーの香りによって、トイレがおしゃれな雰囲気に変わります。
・シャンプーで衣類を洗う
シャンプーは衣類汚れを落とすのにもぴったりです。特にウール用洗剤を利用しないと洗えない衣類の中には、シャンプーと相性のいいものもあります。
ただし、おしゃれ着をシャンプーで洗うのはちょっと…という方には、下着洗いに利用してみましょう。髪の汚れを落とすように、下着や衣類の汚れをやさしく洗い落とすことができます。
液体洗剤よりも少し多めにシャンプーを洗面器やバケツに溶かし、衣類をつけおきしましょう。汚れが浮いてきたら、手洗いします。最後にリンスを溶かした水につければ衣類の手触りがよくなります。
・シャンプーでブラシを洗おう
ヘアブラシやメイク用のブラシ、その他掃除に使うブラシなどの汚れにもシャンプーが効果を発揮します。
ブラシ洗いは「まとめ洗い」がお勧めです。シャンプーをブラシになじませ、ヘアブラシでメイク用ブラシの毛先を溶かし、掃除用ブラシどうしでお互いの毛先を洗うなど、ブラシ同士でとかすように洗うのがポイント。最後にぬるま湯で汚れを落としましょう。また、メイク用ブラシはリンスを使えば毛づやを出すことができます。
お風呂のすみに使わなくなったシャンプーがある場合は、ぜひ他の用途でシャンプーを使ってみましょう!余ったシャンプーを賢く利用すれば、節約にもつながるのでぜひ試してみてくださいね。