PDF資料を再活用するためのツール。それが「瞬簡PDF 変換 8」＆「瞬簡PDF OCR」

PDFをトコトン活用しよう!

PDFをトコトン活用しよう! 「瞬簡PDF 統合版 6」編
PDFをトコトン活用しよう! 「瞬簡PDF 作成 6」編
前回は、「瞬簡PDF 作成 6」を使って手軽にPDFを作り出す術をご紹介したが、今回は同じく同社のスイート製品「瞬簡PDF 統合版 6」に含まれる上記二つの製品を使ってみよう。新バージョンでは、Windows 8への対応のほか段落や縦書きの変換精度の改善が図られている。

「瞬簡PDF 変換 8」＆「瞬簡PDF OCR」のパッケージ。アンテナハウスのECサイトではダウンロード版も購入することができる
基本的に、「瞬簡 PDF 変換 8」も「瞬簡 PDF OCR」もPDFファイル等を再編集可能なOffice文書に変換することができる。両ソフトで異なるポイントを大まかに解説すると、「瞬簡 PDF 変換 8」はPDFの内部解析によってWord、Excel、PowerPoint、一太郎に高精度な一括変換が行えるほか、画像データのみのPDFはOCR機能を使って一括変換も可能である。また、変換前ファイルのテキスト、画像のみを抽出する機能を有している。一方の「瞬簡 PDF OCR」は、スキャナから直接紙文書を入力できるなどOCR機能専用で、OCR結果をインタラクティブに編集した上でWord、Excel、PowerPoint、一太郎,PDFやテキストファイルへの変換を行うことが可能である

PDFというファイルの利点を再度おさらいしよう

PDFは非常に便利なデジタルドキュメントだ。官公庁の官報や各種申請フォーマットでもPDFがよく利用されるし、市販の製品の解説書などもPDFで公開されている場合もある。紙のような感覚で扱える上、"検索"などデジタルが持つ強い武器をあわせ持っている。何百ページもある紙の資料の中に一回しか出てこないキーワードを探さなければならないとなると、その時間の差は歴然だろう。

PDFの利点のひとつ、単語の検索が手軽に行えること。紙媒体ではいちいち内容を確認しながら目的の語句を探さねばならないが、デジタルであるが故に瞬時に行うことができる
上述のように利用シーンが広がるPDF文書だが、これをビジネスシーンでもよく利用されるOfficeソフトに変換できると都合がよい。会議の資料をストックしておいたPDF資料からボタンひとつで変換、タイトルや文章を添えてWordのフォーマットに落とし込む。新バージョンでは、変換エンジンに更なる改良が加えられており、文字、段落、表などの文書の肝になる部分の変換精度が上がっている。また、これらの手間をさらに省いてくれる「アドイン変換機能」は、Office上から直接PDFを開いて変換するものだが、64ビット版Officeでも利用可能になっている。Windows 8ともに広がる64ビット環境のメリットを享受できる。

「瞬簡PDF 変換8」で「ツール」から「Officeアドインの設定」を選択して「登録」をクリックすると、Office製品の「アンテナハウス」タブに直接PDFを変換して読み込む機能を追加できる

「瞬簡PDF 統合版 6」製品概要

PDFを作成する瞬簡PDF作成、PDFをOfficeに変換する瞬簡PDF変換、PDFを編集する瞬簡PDF編集の最新版とPDFへ追記する書けまっせPDF、OCRからOfficeに変換する瞬簡PDF OCR を同梱したお得なパッケージです。

製品の詳細はこちらから御覧ください。