31日に峯岸みなみが、ダンス&ボーカルユニットのGENERATIONSのメンバー・白濱亜嵐との宿泊が報じられたことを丸刈り姿で謝罪したことについて1日、AKB48グループ劇場総支配人の戸賀崎智信氏はオフィシャルブログを通じその詳細を説明した。

丸刈り姿で宿泊報道を謝罪し、涙ながらにAKB48への思いを語った峯岸みなみ

戸賀崎氏は「峯岸の件に関して【補足】」と題し、「峯岸の謝罪映像に関してまして、ファンの皆様から多数のご意見やご質問を頂いております。運営の説明不足もありますので、補足させて頂きたいと思います」と5つの質問に回答する形でその詳細を報告した。

まず、「何故、このような映像を配信したのか?」については、「峯岸本人からの『坊主頭での謝罪』を行いたいという強い意思と、そこに込められたAKB48に対する想いを感じたため」、「坊主頭にする必要があったのか?」については、「必要があったか?なかったか?と言えば、なかったでしょう。ただ、峯岸は、その中でどうしても自分の思いの強さを伝えたかったということでした」とした。

「坊主頭は止められなかったのか?」という指摘に関しては、「メイク室から出てきた時は、すでに坊主頭だったと聞いています」と運営スタッフの目の届かない中で行われたことであると伝えた。室内にいたスタッフは止めに入ったものの、峯岸は「馬鹿だと思われるかもしれないけど、今、自分にできる反省を形にしたい」と取り乱すことなく、自ら前髪にハサミを入れたという。

そのほか、これまでスキャンダルが発覚したメンバーによって処分が違う理由についても言及。同氏は、「何度も注意していたのに聞き入れず、スキャンダルを起こしてしまったメンバー。元々、夢への道を進むために、卒業のタイミングを図っていたところでスキャンダルが発覚したメンバー。過去のことを取り上げられるメンバー。あるいは、報じられていないが大きな規則違反をしたメンバー」と例をあげ、「できれば、共通の規則を作れればいいのですが、メンバーによって状況が違うので、統一することが難しいというジレンマがあります」と説明した。

また、謝罪後、峯岸のもとに前田敦子、高橋みなみ、篠田麻里子、板野友美ら初期メンバーが訪れ、笑顔で撮影した集合写真がブログにアップされたことに触れ、「反省は勿論、とにかく周りに気を使わせないように踏ん張っているような状態でした。だからこそ、落ち込んでいる峯岸を同期のメンバーが励ましたのだと思います」とつづった。一連の報告の後、同氏は「我々、運営はメンバーとともに、話し合いを重ねて夢に向かって頑張るメンバーを応援していきたいと思います」と締めくくっている。