ビー・エム・ダブリューはこのほど、販売中の「MINI Clubman」を2シーターとし、ラゲッジスペースを最大限に確保した「MINI Clubvan」を発売した。同モデルは2012年3月のジュネーブショーで初公開され、発売が待たれていた。
同モデルはリアから前席シートまで広がる大きなラゲッジスペースが最大の特徴。テールゲートは狭い場所でも開閉が簡単にできる観音開きとなっている。運転席ドア後方にもクラブ・ドアを設け、ラゲッジスペースへのアクセスを容易にするなど、ユニークなアイデアが採用されている。
ラゲッジスペースの容量は860リットル。同社ではその積載性の高さから、いままでにないライフスタイルを車とともに演出できるモデルだとしている。エクステリアデザインも個性的で、ルーフ、ミラーキャップ、Cピラー全体をボディ同色とし、さらにリアサイドウインドウもボディと同色とすることで、独特の存在感を高めている。
同車は1.6リットルの直列4気筒エンジンと6ATを搭載し、価格は282万円。なお、東京・丸の内のBMWグループのコーポレート・ショーケース「BMW Group Studio」では2月1~12日の期間、「MINI Clubvan」の特別展示を行う。車両展示はペットと「MINI Clubvan」との生活を想起させる「MINI Clubvan Dogエディション」や、スポーツアパレルブランドのプーマ ジャパンで使用されるプロモーションカーなど。